アディダス、売上高急回復を予想 リーボック分離コストが影響へ
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リーボックがここから持ち直す唯一の方法。
僕がまだ中学生の頃、リーボックは全盛期を迎えていたように思います。リーボックといえばポンプフューリーで、当時、ナイキのエアマックスと人気を二分するくらいの人気がありました。
NBAのアレン・アイバーソンとシャキール・オニールとも契約をしていて、王道に対するカウンター的な立ち位置は、マイクロソフトに対するアップルのような雰囲気もありました。
ただ、個人的に思うのは、リーボックがナイキになれなかったのは、ナイキの方がむしろチャレンジャースピリットを持ち続けていたのではないかということです。
ナイキはエアジョーダンにより一気にメジャーブランドに駆け上がりましたが、その勢いを緩めることなく、アンファニー・ハーダウェイのエアペニーやエアズームフライト、エアモアアップテンポなど、大人気シューズを続け様に生み出しています。
僕が知らないだけかもしれませんが、リーボックのシューズで僕が知っているのは前述した3足だけで、その後、人気シューズを生み出すことができなかったことが、今のリーボックの原因を作ったのではないかと思います。
僕たちがシューズやスニーカーを選ぶのはデザインではなくて、実はストーリーを買ってるということに目を向ける必要があると思います。
実はナイキもアディダスも今もどんどん人気のシューズを生み出してるかというと実はそんなことはなくて、ナイキで言えばエアジョーダンやダンクやエアフォースワン、アディダスはスーパースターやスタンスミス、大昔からあるスニーカーが今でも一番人気です。
新しいシューズといえば、新しい技術を搭載したランニングシューズくらい。
そう考えると、今からリーボックができることは、未来に対して種を植え続けること、それはつまり、バスケットで人気選手になるであろう若手選手と契約を交わし、二人三脚でその選手を大事に育てていくこと。見つけるのではなく、育てる。
それをうまくやったのがアンダーアーマー。
リーボックがアンダーアーマーのように最高の選手を育てることができれば、ポンプフューリーやアイバーソンモデルのバッシュが王道シューズになっていけるのだと思います。