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ボーイングの2月実績はユナイテッド航空の737 MAX追加発注25機を除くと米空軍の空中給油・輸送機KC-46Aの母機となる767が27機、シンガポール航空の777Xが11機、匿名顧客の737 MAXが14機というのが主なところです。

受注だけ見ると737 MAX問題は終止符を打ち、業績は回復基調に向かう可能性はあるでしょう。

しかし「科学が世論に負ける」という最近のネタのように、では利用者がMAXに乗りたいと思うかと言えば、また別だと思います。例えば先日もアメリカン航空のMAXでエンジントラブルが起きました。過去2件起きた墜落事故の原因とは無関係とみられてますが、航空に詳しくない人が不安に思うのは不思議ではありません。

こういう時に「737 MAXは運航停止期間が長いから色々あるのは仕方ない!」などと言う大手航空会社OBがいたりしますが、事情を知らない一般の利用者は「エンジンが1発止まった→不安だ」と純粋に考えるものです。業界の常識を半ば押し付け的に言うだけではかえって不安になるだけで、事情を知らない人がどんな不安を抱くかまで織り込んで考えないと、ポジティブな方向には向かないでしょう。

あとは「私の家族を乗せても大丈夫だ」というアメリカ人のよくある比喩は、日本人だと「あんたの家族がどうなるかではなく、安全なのかが大事だ」という感想を持たれておしまいだと思います。もちろん意味はよくわかりますが、私は心のどこかでそう思ってしまうタイプです。

一般的に多くの人が感じる疑問が置いてきぼりになってしまうと、うまくいくものもいかないのでは、と感じています。ボーイングの業績回復も、こういう要素が多分にあると思います。
>航空各社は旅行需要の回復に向けた準備を開始

先行きを見通してビジネスが進み、さらに先行して株式に反映されますね。