『シン・エヴァンゲリオン劇場版』初日興収8億円突破。50万人超動員
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鬼滅のように男女年齢の幅が広い作品を旬なタイミングで上映することと違い、既に25年近い年月を引きづり、なおかつ一定の限られた対象者向けという条件ながら、平日の初日でこれだけの成果を出すエヴァという作品は、マーケティング観点から見てもとても興味深い作品なのではないだろうか。
成功の法則は必ずしも一つではないということを教えてくれる作品であるが、初回テレビ放送から視聴してきた者として、この作品の結末は純粋に気になるところ。
やはりマーケティング手法云々ではなく、コンテンツの良さという基本的な部分が大切。
注目のコメント
期待通りの滑り出しですね。上映時間が長いから回転数的にどうかと言うのはありますが…
ところで映画や本はストーリーを知らずに体験しストーリー展開を楽しむものだと思いますが、同じストーリーがあるものであってもオペラはストーリーを理解して行って、そこに音楽で感情が動く喜びを味わうのを楽しむという楽しみ方でとても違うものだなぁと良く思います。だからストーリー展開自体はそんなに大したことないんですよね。思えば最初のTVシリーズの最終回があんな形でなく、きちんと終わっていたら間違いなく今はなかったでしょう。
もっとも冴えた終わり方と庵野監督自身が言ったはずの、Airまごころを君に、のラストに誰もが納得していたなら、やはり今はなかったでしょう。
そして何とか多くのファンが納得できる終わりを迎えさせようという努力がこの25年であり、だからこそこの作品はリメイクでも、外伝でも、設定を借りた全く別の話でもなく、TVシリーズ、旧劇場版、漫画版、新劇場版の全てを内包して終える責任と必要があったのだと思います。
そして、それは私が見た限りにおいては遂に成し遂げたのだと感じます。多くの人もきっとそう感じることでしょう。
25年間のフィナーレが、真のエンディングとして、一人でも多くの往年のファンに見てもらえることを願いたいですね。映画はトータルの興行収入が二桁、10億円以上になればヒットですから、すでに大ヒットは確定ですね。というか大ヒットすることは最初からわかっていたことで、とはいえ鬼滅の刃には到底かなわないのも明らかですから、むしろ観た人の評価の方が知りたいですね。
ちゃんと布石の回収はできているのか、納得できるエンディングなのかなどめちゃくちゃ気になりますが、自分が観るまでそういう評価すら聞きたくないです。