スパコン「富岳」完成 共用開始 研究課題も募集中
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「2番じゃだめですか」で名をはせた「京」だが、特殊なソフトでしか動かせないなど汎用性に乏しく、商業的に成功したとはいえない。
一方「富岳」では、文書作成ソフト「ワード」でさえ動かせる汎用性を重視し、完成前にすでにコロナウイルスに関する飛沫の飛散シミュレーションが実施されている。
スピード重視のF1のような「京」と、汎用性重視のカローラのような「富岳」。どちらが有益かは、素人でも理解できる。
注目のコメント
個人的に「高性能の追求」にはワクワクする性分です。想定していなかったような使い方、研究目的だけではなく、社会生活に役立つものや遊び心をくすぐるものまでいろいろなアイデアが競われることを期待します。
「事業仕分け」が典型ですが,スパコンは何をしているのかが見えにくい,見えないのだと思います.「富岳」を使って飛沫の広がりの様子をテレビでよく見ますが,一般受けする研究成果として公開すると,こんなことにしか使っていないのかと言われてしまう辛い立場.
スパコンとか量子コンピュータとかの話を聞くと、普通のパソコンですでにすごい計算力があるのに、そんな何を計算するんだよと思いますよね。
でもエンジニアをやってるとスペックの壁にはしょっちゅうぶち当たります。
処理に数時間かかってしまったりとか、メモリが足りなくて処理できないとか。
普通のシステムでもそうなるのに、ビッグデータを扱って分析するような特別なシステムなら、その何倍も計算力が必要になるのは容易に想像できますよね。
例えば、気象予測とか交通予測とかは膨大なパラメータを掛け合わせて分析を進めます。