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【岩佐文夫】本には「あなたへの答え」は書かれていない

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  • 編集者/プロデューサー。元ハーバード・ビジネス・レビュー編集長(Harvard Business Review)

    自分の人生を支えてきた読書について、自分の思考の整理もかねて書きました。普段とは違う文体となりました。

    読書の本質は知識の吸収ではない。読書とは、他者の考えを学び自分の思考をアップグレードさせる行為です。その思考とは意思決定する力でもあります。

    本講座では、本を読む力、問いを立てる力、そして自分の意見を表明し、他者と対話する力を身につけることを目指します。書籍を通し、著者と対話する。そして自分と対話し、問いを立てる。さらに同じ本を読んだ他者との対話から、自分の思考がアップデートされる。そんな経験を存分に味わってもらいたいと思っています。

    今回取り上げた書籍は、社会心理学者である小坂井敏晶さんの著作『社会心理学講義』です。現代の知の巨匠というべき小坂井さんが考え尽くした「問い」を真っ正面から受け止め、真摯に議論する体験は、一生忘れられないものとなるはずです。

    楽ではありませんが、主体的なアウトプットから多くの学びと気づき、そして達成感ある読書体験が得られます。皆さんからのご応募をお待ちしております。


注目のコメント

  • NewsPicks パブリッシング編集長

    この原稿には出てきませんが、岩佐さんは以前『種の起源』を原書で読んだあとに、100分de名著のサマリーをくらべ読みしてみる、という試みをされていました。そのときおっしゃっていたのが、「原著ではダーウィンの思考のプロセスをたどることができた。ダーウィンと対話した気がした」と。

    僕自身も本をつくる編集者ですが、思考の最終的なアウトプットよりも、著者がそこにたどりつくまでに思考のプロセスのほうが、考える「材料」としても強度があり、価値は大きいと感じます。一般的には結論こそが価値と受け取られられがちですが、そうではない。そんな思いから「アウトプット読書ゼミ」という、一冊の本に極限まで向き合うプログラムを岩佐さんと作ってきました。みなさんのご応募をお待ちしております。


  • NewsPicks 編集委員

    「仕事柄、多くの本を読んできた。社会人になってから、おそらく3000冊を超える本を読んできたと思う。あらためてその膨大な活字の量を思い起こすと、読んだ本の内容は、自分の中のどこに行ってしまったのだろうと思う。
    もしも自分が読んできた本の内容を人生に生かしてきたら、きっと今頃物凄いインパクトのあるものを社会に生み出せていたはずである。しかし現実は、実に貧しい。
    それでも僕は本を読んできたことで自分の人生が築かれてきたと実感できる。それは考える材料になっているからだと思えるからだ」

    記者をしているとつい、読書の情報収集としての機能ばかりに目が向いてしまいます。書籍、読書について徹底的に考え抜いてきた岩佐さんの言葉が、グサリと刺さりました。


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