私立幼稚園連合会 前会長が辞任直後に1億5000万円を入金
コメント
注目のコメント
外に出て行く資金の確認もズサンなら、こうして「入金」されてくる資金の取り扱いもズサン。短絡的に考えれば、法人格がない、つまり任意団体であるがゆえに会長個人に弁済を求めるのは十分に考えられる話ですが、今回の件が仮に会長に弁済義務がないケースだったとしても、こうして個人で一時的に金を立て替えて済ませればいいという感覚では、組織としては機能していない状態だと言っているようなものです。
こういう団体、法人格がないので何をするにも代表である会長さん個人名義で対応せざるを得ず、他の役員に比べて会長の権限は極めて大きいし、責任も大きい。マンションの管理組合なんかでも、法人化していない組合だと理事長の位置づけは同様で、いざという時は理事長個人が訴訟で被告にされるほど重い職務なのに、無償で簡単に引き受けられるほど軽い役割だととらえられているのが一般的です。
任意団体の多くは、あまり専門的ではない人たちが運営しているケースが多いため、組織的な決めごとをキチンとしておく対応を省略しがちです。会則や規約の考慮はもちろん、細則やマニュアルに至るまで、いいかげんな判断が入り込まないように整備しておくことは大切です。一部の人だけで物事を判断するのは危険で、ルーティンではない個別案件は事後報告も含めてすべて理事会にかけ、組織として意思決定をすることを怠らないように気をつけるべきです。#ただ、個人的な資金の流用は一切しておらず、運営上必要なお金を一時的に支払っただけで、全容が解明されたら返還してほしいと思っている」と話しています。#
刑事告訴して逮捕されるのは間違いないですが、全国の幼稚園に迷惑をかけた謝罪もなければ、返還してほしいのコメントを見て、それはないだろうと思います。
そして巨額な資金を受け取る側は誰かも特定されず、アングラマネーとなりそう…
