日産、スマホで購入完結 商談から納車まで 米で先行
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リアルな接点の価値を盲目的に信じていた時代はコロナによって終わると考える。コロナによりリアルな接点がリスクとなり、完全にいったん否定された。リアルな接点の価値は残るが、一度ゼロベースで再構築する必要がある。
車両販売においてもオンラインをただのリアルの代替と考えるのではなく、オンラインならではの価値を追求しうる。実際、リアルにディーラーに足を運ぶのは面倒でならなかったという人も多いし、販売員との会話が苦手だった人もいるだろう。
ITリテラシーの疎い人やリアルな接点を好む人のためのリアルな場は残しつつ、オンラインとリアルとでのハイブリッドな体験を新たに構築していくことになるだろう。
Teslaや将来来るであろうAppleはオンラインから攻めてきている。彼らと全く同じことをする必要はない。すでにある、リアルなディーラー網という武器は強い武器だ。彼らはそれを持たないし、構築できないから、オンラインから攻めているという側面もある。
リアルな接点という武器に加えて、オンラインという新たな武器をどのように使うかを考えると良いだろう。
注目のコメント
他のブランドや業種もそうですが、リアルなショールームは売るよりも見せる、魅せるが目的となりつつあります。購入は通信ですね。
クルマは長らく「メンテナンスがあるから」と、リアル店舗にこだわってきました。が、これも故障の減少で価値が下がっています。ピュア電気自動車の時代になると、白物家電同様にメーカーがメンテナンスセンターを配置して逐次対応するようになるでしょう。自動車メーカーの販売店の位置付けはやがて低下していきます。一定の在庫を保有し、時にはプッシュ型で販売もできる、現在のディーラーシステムとは、大量見込み生産システムのレガシィとはいえ、果たしてきた役割は大きかった。これは今後10年単位で大きく変容するだろう。ただし、「ポチ」型に単純に移行するような議論ではない。