女性の働きやすさ 日本はワースト2位 主要国とどう違うのか
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OECD加盟国のうち所得水準などを参考に選んだ29か国のうち、28位(ちなみに最下位は韓国)とのこと…
企業における女性管理職と衆議院の女性議員の割合が最も低いなど「意思決定の場における女性の数が少ないこと」が原因だということですが、本当にその通りですね。
本記事内に書かれていることは共感するポイントばかりです:
・男女で能力差が無いにもかかわらず、女性が意思決定の場にいないのは、選ばれ方や人材育成のどこかに問題があるということに、まずは気付く必要がある
・構造的な問題を見ないで女性は能力が低いとかやる気がないというのは、問題を女性に転嫁している
・権力を持つ男性たちが『これがロールモデルだ』として選出するやり方ではうまくいかない。彼らが選ぶのは大抵(男性側にとって都合のいい)『わきまえた女性』だが、こうした人が必ずしも女性の支持を得られるわけではない
・日本では若い世代ほど人種差別や環境問題に敏感だ。日本の意思決定権のほとんどは高齢の男性が握っていて、世界と比べて意識の差が生じている。世代交代を進めることも必要
もう散々こういった問題点は議論され、みんな理解しているのに、変われない。
この日本の「変化に対する恐怖」「現状維持・安定志向」は変えていかないといけないですが、「変わること」を意思決定出来る層を「高齢の男性が握って」いるという、スパイラルが…
クオーター制なども活用しながら、合わせて、既存組織に任せず新しい勢力で拮抗していくしかないのだろうか…
つまり:
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が、理事の定数を45人以内と増やした上で、女性理事を12人増やして19人にすることで理事会での女性の比率が目標としていた40%を超えさせたのを見て、「あー自分たちが席を譲る、ということはしないんだな…」と思いつつ、「今の席をリプレイスするのではなく、新しい席を作っていって結果、同数にする」というアプローチですかね。過去にもこういう統計はいくつもあるのですが、そもそもニュースであまり取り上げられていないように思います(私の誤解ならいいのですが…)。
これを機に、日本はかなり「異常な」ほどに女性が働きにくいということが、早く日本の常識、つまり多くの人が知るところになって欲しいものです。
「男女で能力差が無いにもかかわらず、女性が意思決定の場にいないのは、選ばれ方や人材育成のどこかに問題があるということに、まずは気付く必要がある。」
「構造的な問題を見ないで女性は能力が低いとかやる気がないというのは、問題を女性に転嫁している」
いずれもまったく同意です。
こういう状況がこれ以上続くことは、女性にとって見過ごすことができないだけでなく、社会全体として大きな損失であることに気づく必要があります。
日本社会がいろいろな面で硬直し、進化できないでいることと、女性が働きにくいことの間には、大きな関連性があると感じます。
記事の中にあるコメントように、クオータ制の導入や、意思決定権を持つ人々の世代交代を進めるだけでも、変化は加速するはずです。まずはとにかく変化を起こさないと。日本に憧れて留学し、日本語も目を瞑って聞いたら絶対に外国人とわからないくらい達者で、仕事もものすごくできる知人の女性が、結局、母国に帰ってしまった。申し訳なさそうに言ってたのは、やはり女性としての働きにくさと低賃金。