メディア5社の免許剥奪 ミャンマー、情報統制強化
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抗議運動への大きな影響が予想されます。(ミャンマー在住です。)
軍の予想を明らかに上回る抵抗=CDM(市民的不服従運動)を市民側は展開してきましたが、その最大の要因の一つはFacebookの存在です。現地メディアがFacebookのLive配信も活用しながら、全土での抗議運動を報道することによって、市民の抗議運動が広がり、団結心が生まれ、抵抗するモチベーションへと繋がっていました。
Facebook上で、ミャンマー語でも発信しているBBCなどの外国メディア、フリーのジャーナリスト、一般市民の発信も大きな原動力となっているため、今回のメディア5社の免許剥奪で、どれくらいの影響があるのか注視したいと思います。
下記は今回免許剥奪された5社のFacebookリンクです。この内3社は私も日常的に情報収集に利用していました。市民側の多くが正統と主張するCRPH(代表会議)は軍政を「テロリスト」と定義しているため、メディア側が従わない可能性も考えられます。
Mizzima:https://www.facebook.com/MizzimaDaily
Myanmar Now:https://www.facebook.com/myanmarnownews
DVB:https://www.facebook.com/DVBTVNews
Khit Thit Media:https://www.facebook.com/khitthitnews
7-Day:(見当たらず)
引き続き、ミャンマーで起こっていることへ関心をお寄せ頂ければと思います。
(追記:3月9日)
少なくとも、Myanmar NowとMizzimaの両機関は、Facebook上でのLive配信などの報道活動を続けています。
注目のコメント
軍部が想定していた形とはかなり違う方向で国民の反発を買っていて、当初は自らの権力を維持しながら民主体制を維持するという狙いが、力で封じ込むという方に展開しているような気がする。かなり脇の甘いクーデターのような気がする。
どんどんアカン方向に突き進んでますね。
発端は昨年の選挙の与党側への不正疑惑から。
それが、クーデターという形を取ったことでコトがどんどん大きくなっていき、収拾不能へ。
そんなことぐらい予測できない人たちがクーデターを行ってしまったとしたら、ミャンマー人にとってはとても不幸なことです。
選挙の不正があると言うなら、純粋に政治と言論の場で徹底的に主張し、戦えば良かったのでは?諸外国にもアピールしつつ。政権さえ奪えばなんとかなると思っていたのか?選挙結果は民意の表れであるなら、民意に基づいて政権を託されたわけでも無いのは明らか。いまのミャンマー国民はハゲタカファンドに乗っ取られて反発し、困っている従業員と同じく。気持ちが離れていては誰も従わない。