新型コロナ対策の弱点 感染の因果ループ図が明らかに(写真=ロイター)
日本経済新聞
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注目のコメント
日本の新型コロナウイルス感染症の対応についての可視化。
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政府の対応を図にすると、感染者数の抑制を目指す「感染モデル」と、検査で明らかになった感染者を対象にする「発症者対応モデル」の2つの対策からなることがわかる。
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「日本の感染症対策で最も重要で効果的なのは、市民の行動変容を通じてR1ループの回転を抑えて新規感染者を増やさないことだ」と鳥谷氏は強調する。
そのためには軽症者や無症状感染者に対する検査を拡大するなどして、R1ループに流れこむ感染者の数を減らす「両面作戦」が必要だとする。
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現在、ようやく「感染モデル」と「発症者対応モデル」の間を繋ぐためのPCR検査増加にこぎつけたところ。ワクチン接種開始も明るい話題。
そもそも日本の感染者数・重症化率等は世界の中では低いものの、種々の活動のためには各自の感染予防徹底と健康増進が重要。あいにく記事は読めませんが「因果ループ図が明らかに」とはどのような分析であり、無感染者への検査拡大がどのように正当化されるのなのかは気になるところ。
参考までに、我々のグループによる、因果ループとシステムダイナミクスモデルを用い、東京・大阪・北海道の感染拡大防止策の効用を説明した論文はこちらです。
https://www.mdpi.com/1660-4601/17/17/6238不思議にしっくり納得できる記事です。
感染症なので、公衆衛生の観点が実際の感染者治療と合わせて、両輪でバランスが必要ということかな…
取り敢えず、自分では、基礎免疫力を高めることにします。