コロナ禍で転職に「積極的」な人が急増 企業に求めるものは”給与アップ”が後退
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人材エージェントとして転職市場で候補者の方と対話してきた経験に基づく感覚と一致しているデータです。コロナ禍に入った直後は、これからどうなるか分からないという不安から、転職活動にはあまり積極的ではない人が多くなりました。一方、最近は、転職希望者が増え、候補者と毎日コミュニケーションをしているコンサルタントからは「コロナ慣れしてきたんじゃないかな」とのことです。不確実、不安定な毎日にも慣れてきた中で、安定を求めて転職をというより、どうせよく分からない未来なら自分の夢に挑戦しようかなという人もある一定数増えてきていると私たちは見ています。
また、転職先企業に「社会貢献性」を求めるのがトップに来るとはとても興味深い結果です。リモートワークになり通勤しなくなったり、他者の目を以前ほど意識しなくなる中で、一人一人が自分軸で大切にするものに向き合ってきているのかなというような印象を受けます。
日本人のたった6%しか仕事に意欲を感じていない、職場でのモチベーションの世界ランキングで下から6位という日本の悲しい働くをとりまく現状が、今後ポジティブな流れに変わっていくことを願っています!
参考: https://japantoday.com/category/features/lifestyle/survey-finds-only-6-of-japanese-workers-motivated-7th-lowest-in-the-world実際に転職するかどうかは別として転職"活動"をすることは非常にいいことですね。
現在の自分の価値をしっかりと知ることができるし、他の会社と比べて、自分の会社の良さを再認識することができます。
実際、自分もコロナ禍で転職活動し、今の会社に留まった人間で、転職活動したことがとてもプラスになりました。
今の状況に不満を持つならとりあえず動いて面接も受けて、自分の立ち位置を確認するのが本当にオススメです。少し話はズレますが、コロナ禍だからこそ、会社が潰れるまでなんとかしようと努めてくれる社員って良いですよね。
面接で「会社が潰れそうだから転職します」と、「会社を立て直そうと最後まで考え抜きました」という2人がいたら、後者を選んでしまうかも。