イエメン暫定政権拠点でフーシ派との戦闘、24時間で90人死亡
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バイデン政権は、トランプ前政権の中東政策を転換し、サウジと距離を置き、イランとの融和を目指しているように見えますが、それが簡単に平和に結びつかないのが中東という場所です。
イエメンではサウジの敗退を見越し、イランの支援を受けたフーシ派軍によるマーリブ、ホデイダ、タイズなどへの総攻撃が始まったと報じれています。
またここ数日サウジの南部のアブハに向けドローンによる攻撃が繰り返されており、フーシ=イランはここが好機と一気に攻勢に出ていることが分かります。
中でもマーリプの戦闘はここ一年では最も激しいもののようで、両軍に相当の被害が出ているようですが、もしバディ政府軍がマーリブを失えば、北イエメンでの最大拠点を失うことになり、軍事バランスは大きくフーシ=イラン側に傾くことになります。