新型コロナワクチン接種でアナフィラキシー 国内2人目の報告
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情報の透明性を高めることは重要ですが、有効性の追加情報がほとんど報道されない中、副反応の報道ばかりが強調されるのも考えものです。
有効性は見えにくく、副反応は目立ちやすいので、情報収集をしている方にとって、どうしてもアンバランスな認知になりやすいこと、バイアスがかかりやすいことに、報道をする側も情報を集める側も意識的である必要があるでしょう。
ワクチンのアナフィラキシーは、既知の、重篤な副反応の一つです。接種が進むにつれて、報告数はまた増えていくと思いますが、予想されていたことでもあります。
また、現時点までの接種人数を分母にとって確率を計算したり、それを他の国のデータと比較したりする方も出てくるように思いますが、その作業にも意味は乏しいと考えます。
このニュースからは、アナフィラキシーが生じてもしっかりと捕捉され、治療が開始され、回復しているという点につき改めてご確認いただければと思います。また、こういった報告から、接種後の観察期間が設けられている意義をご理解いただけるかと思います。2例目のアナフィラキシーの公表がありました。私が2月26日の副反応検討部会で議論された「副反応疑い報告の公表方針」を誤解していました。
死亡・アナフィラキシー事例については、初事例の報告時から直近の合同部会(次回は3月12日)までは速やかに公表、これら事象が合同部会で評価された後は、他の報告と併せて合同部会で確認した後で公表、です。
今後も3月12日の合同部会までは、死亡・アナフィラキシー事例については速やかに公表されますが、その後は合同部会の度に評価されます。
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000745164.pdf
(1)死亡・アナフィラキシー事例の公表方針
・当面※、それぞれ発生が判明した時点で速やかに公表を行うとともに、直近に開催される合同部会にて評価を行う。
※初事例の報告から直近の合同部会の開催までの期間。
・上記の合同部会でそれぞれ一度評価を行った以降は、発生時ではなく、それぞれ合同部会の度に死亡・アナフィラキシー以外の報告事例と併せて公表。
(2)死亡・アナフィラキシー以外の事例の公表方針
・今回の合同部会以降は、合同部会の度に公表。
※ なお、未知の事象が高頻度に報告された場合は別途対応を検討。カフェでとなりの高齢のお客さんがワクチンの副反応で人が亡くなったから打つのは考えものだと話していた。
情報を集める方法が少ない人ほどワイドショーなどの報道が全てになってしまい不安になってしまうのだと思う。
報道は希少な事例を報道するという原則がある。
そうでないとニュースにならないからだ。
つまり副反応が起きる割合は少ないと言える。
僕はワクチンを接種した方が早くコロナは収束すると思うので、いくらニュースになるからといって過度に副反応をニュースに仕立てるのはやめてほしいと思ってしまう。