【削除されました】養殖物2021年3月7日(日)
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スイフトスポーツ(ZC33S)試乗記3
続き…
前述したように歴代スイフトスポーツは自然吸気エンジンだったが、4代目はスズキの名機K型エンジンを直噴ターボ過給した、K14C型ターボとなった。
バレーノやクロスビー、スイフト通常モデルで採用されているK10C型3気筒直噴1Lターボの1.4L4気筒版だ。
元々エスクード用だったこのエンジンを専用チューニング。
最高出力は140馬力を5500回転で発生させる。この数値から見てもわかる様に、決して高回転型ではない。
トヨタならRAV4用M20エンジンだって6600回転で最高出力を発生する事を考えれば、スイフトスポーツのK14は意外に低速型だ。
別の言い方をすると、カタログ馬力を稼ぐトヨタと、実効馬力で勝負のスズキか。
実は、このK14ターボの馬力はかなり綿密に練られた数値では無いかと思っている。
この軽量な前輪駆動の車体として、トラクションコントロールが介入しない最速のラインがココではないか、そう考えている。
変速機は6速MTと6速ATが用意される。
先代はATにCVTを採用していたが、6ATにしたのはターボエンジンによる高トルク対応か。ターボのK10CもK14CもATはこの6速ATを採用している。
いずれにせよCVTですらステップ変速制御している現在、ステップ式ATは扱い易いのは間違いない。
ただ、本命はやっぱ6速MTだろう。
クロスレシオの6MTをワザワザ用意してるのだから、コレに乗らない手はない。
販売台数は6MTと6ATで半々。ATが大多数の現在、こんなクルマは珍しい。
続く…地方の会社を買収した某社の経営者が、東京と地方企業の従業員との、メンタリティのあまりの違いに呆然としていました。
曰く、人生のビジョンや自己成長に関心がなく、一生懸命仕事をしなくてもそこそこの給料と時間でやっていければイイ人が多いと。
いやいや、自分も田舎のホテルも経営してたからその気持ちは理解できるけど、世の中の圧倒的多数が多かれ少なかれそんなもんですよ。
そしてそれで何も問題はないですしね。
正直東京、しかも都心部の一部の企業がちょっと特殊なだけなんです。
【今日の歴史】
敗戦後の日本は凄まじいインフレに見舞われた。
1948年の今日GHQはデトロイト銀行のドッジ頭取の意見を取り入れ、為超緊縮財政や1ドル360円の固定相場制による消費抑制、輸出振興、およびシャープ勧告による税制の抜本改正を柱とする通称ドッジラインと呼ばれる政策を実施した。
この後インフレは収まったが、その反動は大きかった。
超緊縮財政により中小企業の資金繰りは悪化し、街には失業者が溢れ、一転して激しいデフレを招いた。
日本経済の本格的な復興は、1950年の朝鮮戦争による戦争特需を待たねばならなかった。【歴史を知り未来に想いを馳せ今を考える:原点回帰】
社会の様々な課題について考える時、私は歴史を学ぶことから始めます。これはオタクならではの発想かもしれませんが、『歴史を学ぶことで、時代背景と仕組み創設の意図や目的を理解し、そこからの過程を知ることで、どこでズレが生じ現状に至ったのか』を知ることができるからです。
介護保険は3年に一度法改正・報酬改訂があるのですが、来年度はちょうど改革時期にあたります。
そんなわけで、改めて介護保険制度創設に関する時代背景と、制度ができた意味や目的、そこが目指すゴールについて学んでいました。それはもう、20以上の資料や論文と、10冊の関係書籍を購入しての大格闘です(ガチ3ヶ月以上かかりました…)。
介護保険制度が始まったのは平成12年ですが、制度に関する課題がで出したのは昭和58年頃。女性の平均寿命が80歳となった頃からです。人の平均寿命の延伸と、それに対する社会や制度が不具合を起こすようになったことから、介護保険という制度検討の必要性が言われ出したというわけです。
実際に政府が介護保険制度創設について議論を始めたのは、ゴールドプランが作られた平成元年で、そこから平成6年の新ゴールドプランが提言されることをきっかけに、本格的に議論は進んでいくわけですが、改めて振り返ってみると、制度創設に携わった方々の想いの強さを感じます。それと同時に、創設後の改正・改定の中では各専門職の駆け引きならぬ『正義のぶつかり合い』がなされていることも、よく理解できます。
その過程で、個人の良かれが全体の良かれに必ずしも繋がらないという『合成の誤謬(ごびゅう)』というものも実感したりして、改めて『歴史から学ぶ大切さ』を実感した私でした。
この無駄なオタク力をうまく活用する方法はないものだろうかと思い、とりあえずPDFにまとめ、自社のサイトで公表することにしました。介護保険という制度を社会にとって有益なものにしたいという想いを抱いている仲間に活用してもらいと思ったからです。制度創設の背景や想いを理解した上て、専門職としての職業倫理やあり方を現場の人間自身が振り返ってもらうことが、これからの社会をもっと良くする上で欠かせないと思ったのです。
とまぁ、今回は介護で書きましたが、こういう考え方は全てに於いて必要だなぁと考える今日この頃です。