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新型コロナに限らず、感染症にも限らず、ワクチン後の痛み、発熱、生理痛、頭痛などでも、もしどちらも選べるのであれば、アセトアミノフェン(カロナール)を優先していただくのが無難かと思います。

総じて、副作用リスクが低いと考えられているからです。特に、腎臓や心臓に持病をお持ちでしたら尚更です。

「カロナールは効かない」というお声を伺うこともありますが、投与量が足りていないことも多いので、ぜひかかりつけの医師に投与量についても相談をしてみてください。
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NSAIDsと風邪を中心とした感染症の悪化に関しては、さまざまな報告があります。

ロキソプロフェン(ロキソニン)は、上気道感染の回復を遅らせる傾向があるという報告があります。

▷Goto M, et al. Influence of loxoprofen use on recovery from naturally acquired upper respiratory tract infections: a randomized controlled trial. Intern Med 2007; 46:1179-86.

一方で、高齢者の重症インフルエンザ感染に対しては、解熱薬と抗生剤を併用すると死亡率が低下するというランダム化比較試験もあります。

▷Hung IFN, et al. Efficacy of Clarithromycin-Naproxen-Oseltamivir Combination in the Treatment of Patients Hospitalized for Influenza A(H3N2) Infection: An Open-label Randomized, Controlled, Phase IIb/III Trial. Chest 2017; 151:1069-80.

もともと小児に関してはアセトアミノフェンを使用することがほとんどですが、『適切に』使うことがもとめられるでしょう。
十分量のアセトアミノフェンであれば解熱作用も鎮痛効果も問題なくえられ、かつ、相対的に安全性が高いです。もちろん乱用してしまうと肝障害などのリスクもあります。

とはいえ、現状ではNSAIDs(ロキソニンやボルタレンなど)の方がよほど乱用されており、そちらの方が問題となることが多いです。
処方薬ではセレコックスやハイペンといった胃潰瘍リスクの低いNSAIDsもありますが、いずれにせよ腎障害・心不全・その他の出血リスクまで低減している訳ではありません。

効果が高いから使用するということではなく、局所炎症を改善する必要性が、それらリスクの上昇に見合ったメリットである場合にのみ使用されるべき薬剤です。

うまく使えば決して悪い薬剤ではありませんが、きちんと主治医と相談して使用していただくのが良いです。

細かいシチュエーションを考えなければ解熱鎮痛薬として汎用性が高いのはやはりアセトアミノフェン(カロナール)です。

追記
新型コロナ感染症を悪化させるかどうかは未だに結論はありませんので、もしロキソニンを処方されたからと言って過剰反応する必要はないと思います。基礎疾患のない健康な方々は。
長年イブプロフェインとロキソニンを使っていたので、他の解熱剤は使ったことないです。
バッファリンは効かなかった記憶。

と言いつつ、この1年解熱鎮痛剤を飲んでいないので、在庫がないかもしれません。
コロナ禍でマスク必須なジムへのモチベーションが下がり、体重が増えてしまう心配以外は、病気リスク下がっているような気がします。
ウチは children's tylenol のブドウ味一筋 (cherry味はダメ) なのでよかったです
6年前に夏場に40℃を越える発熱があり、アデノウィルス(いわゆる、プール熱)と診断されて、処方されたのが、カロナールでした。整形外科での痛み止めではロキソニンを処方されることが多いです。個人での判断は難しいですが、ウィルス性か否かで処方が異なることは、理解しておくべきように思いました。