ロンドン証取の株価急落、費用見通し嫌気 CEOはSPACに警鐘
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買収を目的にしたSPACは米国市場の過半を占めるまでになっている。上場数はパンデミックにもかかわらず伸びているのですが、SPACが上底になっています。
資本を呼び込む仕掛けとしてSPACは有効なのですが、買収する会社がないという状況もおこります。金融を産業活性化の軸に据えるロンドン。SPACを認可するのかしないのか、気になるところです。
注目のコメント
ブレグジットに際して、EUと英国の間に、金融サービス部門の協定は設けられていない。その結果、多くの投資家が、リスクを恐れて大陸へと資金を移動させ、アムステルダムとパリの証券取引所の取引が伸びる一方、ロンドンの取引所は斜陽化の傾向に陥っている。
伝統的な上場手法の非合理的で特定金融機関が儲けすぎる矛盾に一石を投じることで注目を集めるSPAC。
その魅力の一方で、伝統的方法で求められるような基準に満たなくても上場できるため、いざ資金が集まった時に事業や技術の実態がなかった・・・なんて詐欺まがいな問題も起きているとのこと。
新しいIPO機会として一定規模まではチャレンジすればいいと思うが、加熱しすぎると金融危機の火種になる恐れもあり、注意が必要。