“4Kの16倍”「16K」の360度VR映像を配信できるシステム、ドコモが開発 スポーツや音楽イベントに活用
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4Kが16Kになったのだから4倍では?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。この4Kとか16Kというのはざっくりといって横方向の解像度。縦方向も比例して伸びるので横も縦も4倍で16倍となります。
最近話題の8Kについて考えてみましょう。非圧縮では
24bit ×7,680×4,320×30fps =24Gbps
となります。色深度やビットレートを変えればこの数字はもっと上がります。これで最新のH.265と呼ばれる規格の圧縮技術を使うと80-100Mbpsくらいまでに圧縮できます。8Kを16Kにすると4倍なので400Mbpsくらいの帯域が必要です。5G携帯や高速インターネットでは転送できそうな速度。ただし、一般的な地上波や衛星放送では間に合わなさそうです。また、カメラやエンコーダ(映像を圧縮するハードウェア)、保存・編集機材が大変なことになることも忘れてはいけません。
この高解像度映像の分野はNHKやNTTを始めとして日本企業が牽引する分野であり、これからも期待しています。「単に解像度が高くなっただけでしょ。いらない。」と思われる方は是非NHK放送技術研究所公開などで本当の8Kを経験してみてください。まるでその場にいるかのような臨場感を感じられますよ。
スーパーハイビジョン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3エンターテイメントの楽しみ方が大きく変わろうとしていますね。
・少数だけど、会場で「生」を体験する層
・それぞれの場所で「生放送」を好みのアングルで楽しむ層
・生放送終了後のオンデマンド配信を、好みのアングルで楽しむ層
楽しむためのビューアーが、スマホやヘッドマウントディスプレイで良いのか?という、ハードウェアの世界に議論が入っていくものだと考えています。Oculus Quest 2を体験してみてわかりましたが,VRの4Kは見えていない背面も含む360度で4Kなので,視野の範囲の解像度は物足りません.もっと解像度が必要でした.