中国、「北極シルクロード」の開設目指す 5カ年計画で表明
コメント
注目のコメント
中国は沿海国でないこともあり、かねてより「北極圏は人類共通の財産」と主張することで、沿海国である米国やロシア等の影響力行使を牽制してきました。
北極圏開発については沿海国の協議体として北極評議会(AC)がありますが、中国が常任オブザーバー入りを申請したのは2006年です。しかし、中国の介入を嫌ういくつかの加盟国の反対も強く、ようやく2013年に日本や韓国、インドなどと同時に常任オブザーバー入りが認められました。
なお、ACのメンバー国は、米国、ロシア、カナダ、デンマーク、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの8カ国です。