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日本製鉄 “CO2排出量実質ゼロ”を2050年までの目標にする方針

NHKニュース
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  • Piste 代表

    元鉄鋼エンジニアです。
    大手鉄鋼メーカーには高炉メーカー(日鉄、JFE、神鋼)と電炉メーカー(大同特殊鋼、愛知製鋼、山陽特殊製鋼等)2種類あります。鉄づくりはチョコレート作りに例えると分かりやすくて、高炉メーカーは鉄鉱石(カカオ)から鉄(チョコ)を作って、電炉メーカーはスクラップ(既存のチョコ)から鉄(チョコ)を作っています。

    高炉では鉄鉱石から鉄成分を取り出して鉄を作り、電炉では使わなくなった鉄を溶かしてもう一度固めて鉄を作るという違いです。両者とも莫大なエネルギーを使い、莫大なCO2を排出します。

    一般的に「電炉」というとスクラップに電流を流してその抵抗熱を利用して鉄を溶かす炉を意味するのですが、今回は高炉のエネルギー源を電気に置き換えるという意味で電炉と表現されています。石炭はLNGや他のエネルギーに比べるとCO2排出量が多いのでここの技術開発は楽しみです。

    ただし、鉄づくりは熱との戦いで製品(鉄)を伸ばしたり加工したりする段階で
    どうしても再加熱や熱処理が必要です。ここのエネルギー量もハンパなく、CO2排出ゼロにするにはかなりハードルが高い。なのでCO2を貯蓄したりすることで排出分をカーバーして『実質ゼロ』を目指す表現になっていると思います。


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    埼玉大学経済経営系大学院 准教授

    こうした環境負荷低減への動きは、ここ数ヶ月で特に各社で加速していると思います。
    同時に先日の日経新聞記事(緑の世界と黒い日本 「再生エネが最安」電源の主流に:日本経済新聞
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR17EWR0X10C21A2000000/)によると、日本は電力の再生エネルギー比率が低いだけでなく、その価格が非常に高いことが指摘されていました。
    先日のトヨタ自動車の豊田章男社長の発言にもありましたが、電気ならエコなわけではなく、電源をどのようにエコなものにするのかも同時に問われていると思います。
    加えて、高炉から電炉への転換は、クリステンセンとレイナーの『イノベーションへの解』にも取り上げられた破壊的イノベーションの一つですが、過去の自分の認識では、単に製造方法のみならず作れる製品の差、ひいては顧客の差異にもつながるように思え、そのあたりの技術的差異は現在どうなっているのだろうかと思いました。


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    (株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役

    温室効果ガスの排出量が多いとされた世界上位100社に加え、Climate Action 100+に参加している機関投資家が選定した61社の計161社(この161社で世界の温室効果ガス排出量8割超)については、問答無用でこの目標を掲げざるを得ません。

    日本からは、ダイキン、日立、ホンダ、JXTG、日産、パナソニック、スズキ、東レ、トヨタ、そしてこの記事に登場する日本製鉄の10社が対象になっています。

    CA100+に参加している機関投資家は、161社の企業に対して協働してエンゲージメントに参加、パリ協定の目標を達成するために気候対策を促していくことになっています。


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