スクエアが「タイダル」買収へ-ジェイ・Zが取締役会メンバーに
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ジャックの声明含めてこちらにも書いたが
https://note.com/ryumuramatsu/n/n27e2e29781ab
にわかには信じがたい買収。
アーティスト達の影響力を活用しスクエアの場としての影響力を増大させ、そのことで決済のGMVも増大させる(スクエアはShopifyのようなコマースツールも所有している)意図だろうか。最近銀行の設立も発表したばかり。銀行の貸し出し残高も増えるはず。決済サービスが利用している個別の事業に出資するというのは、何か事情がありそうと思ったら、アーティストが自身で事業を拡大できるよう、プラットフォーマーに依存したり富が集中するのではなく、経済的な独立を民主化・支援する取り組みなんですね。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN050KK0V00C21A3000000/
いかにもジャック・ドーシーが共感し、支持しそうな取り組み。Jay-Zがアーティストだからこそタイダルのようなサービスができるわけですね。なんでスクエアが「Tidal」を買収するか、一種意味が掴めなかったのですが、WSJの記事でこの辺り、補足されてますね。
https://www.wsj.com/articles/square-to-buy-majority-stake-in-jay-zs-tidal-platform-11614866575
スクエアは360°artist business(ライブ、制作、マーチャンダイズなど音楽ビジネス全体を包括する契約)に関心があるらしく、それの足掛かりとしてTidalを使って、ミュージシャンのDATAや新しいミュージシャンをフックアップすることで上記のビジネスを立ち上げたいという思惑のようです。これを既存事業の決済サービスにも活かすという目論見かなと。
ちなみにTidalを知らない方のために補足しておくと、これはJay-zが立ち上げたストリーミングサービスです。売りは高音質のストリーミングサービスという所ですが、今年Spotifyが同様のサービスに乗り出してくるので、苦戦が予想されていたところです。Jay-zとしては、この話はプラスでしょうね。