ワクチン不足で新たな案が浮上 接種の間隔を3週間より広く
コメント
選択しているユーザー
記事中に見られるワクチン接種の間隔に対する見解は、CDCなどの推奨とややニュアンスが異なるように思います。
CDCの推奨は以下のようなものです。
「2回目の投与は、推奨された間隔にできるだけ近い間隔で行うことが望ましい。ただし、推奨された間隔を守ることができず、接種の遅れがやむを得ない場合は、ファイザーおよびモデルナのワクチンの2回目の投与は、1回目の投与から6週間(42日)後までとすることができる。」
しかし、以前に見られていた2回目をキャンセルするというような考え方と比較すれば、はるかに改善された計画であると思います。
ただし、懸念材料としては、安全性と有効性はあくまで決められた間隔の中で確認されていて、数十万人の単位で間隔を延長した場合に(二回目接種の遵守率も含めて)不確実性が増すことも考慮に入れておくべきと思います。
注目のコメント
ファイザーのワクチンは3週間あけて2回接種することになっていますが、①配送の遅れなど供給の問題、②医療従事者の不足などのオペレーションの問題、③接種予定の人が体調不良でキャンセルするなど接種を受ける側の問題があり、全員に確実に、3週間空けて2回接種を行うのは困難だと思います。
ワクチンを無駄にしないためには、CDCの推奨のように6週間後まで許容するといった柔軟な対応が必要かもしれません。様々な問題があるが、最大の問題は日本の創薬力である。今日のニュースを見たところ、インドのバーラト社のワクチンの効果の暫定結果が報道されていた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-03-03/QPER1IT1UM0X01?srnd=cojp-v2
ある製薬企業の研究者が
「創薬は高度であり、中国やインドが日本に追い付くとは思えない」
という傲慢極まりない発言をしたが、やはり大間違いであった。
創薬の力は国の科学力をダイレクトに反映していると考えられ、自社開発はおろか、国内でファイザー・ビオンテック社のワクチンを作れない日本の製薬企業は本当に猛省し、中国やインドに太刀打ちできるよう精進すべきである。