IT・ソフトウエア業界のM&Aがコロナ禍でも3年連続で過去最多更新、年間M&A最多業種に
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ソフトウェア事業のデューデリは本当に難しい。
・構成するプログラムを理解できているか?
・きちんとアップデートし続けられる能力があるか?
・顧客が今後も使い続ける保証は?
・競争上の脅威を把握できているか?
現時点の評価と数年後の評価が180°変わる可能性があります。GAFAはもちろん、海外のテックジャイアントがいきなり出現する可能性もあるし、競合がまだ生まれていない企業もあるかもしれない。そんなものは予測できません。本当に難しい
注目のコメント
NECによるスイスの大手金融ソフトウエア企業のアバロック(Avaloq)社の買収が2020年のIT・ソフトウエア業界で最大の取引だ。コロナ禍の中、年初から費用削減によって徹底的な守りをする一方、思い切った戦略投資を行うことで、積極的に攻めに転じている。NECは2018年にイギリスのデジタル・ガバメントのNPS、2019年にデンマーク最大のIT企業であるKMDと、次々大型の海外企業を買収してグローバルビジネスを延ばしている。思い切った投資が大英断と評価されるよう、各社の取締役である私も気を引き締めて頑張ります。
インテグラルの豆蔵さんへの投資は金額で2番目でしたか。
とにかく日本のM&A市場はまだまだ拡大すると思います。これからも各業界のM&Aに注目です。