【ゲイツ絶賛】知的財産権が「人類の進歩」を妨げるこれだけの理由
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こういう意見は定期的に出ては消えますが、たとえばOSSにしても著作権をベースにしたライセンスシステムがあるから秘匿を防ぎオープンさを保つことができるわけですし、特許制度も独占という機能は一側面にすぎず、たとえば協業ではその基礎となる知見やその組み合わせから得られる成果物を取り扱うためのツールの役割を果たします。独占の観点でも、特許制度がなくなり秘匿せざるを得なくなった技術がスパイ行為や人材獲得により流出した場合、営業秘密保護の制度で戦うのはかなり困難ですが、特許制度があり権利を取得していればある程度戦えます。
結局は制度の「使い方」の問題だと思います。
また、イノベーションが米国で最も盛んに起こっているのだとすれば、その米国が世界でも最も著作権や特許権(懲罰賠償など)などが強力で、日本よりもはるかに知財訴訟の数や賠償額が多いこととどう説明をつけるのか、気になります。
注目のコメント
知財権をなくそうという本著に、マイクロソフトとFacebookという知財権で争っている会社のトップが賛同するというおかしな構図になっています。
この本のコピーライトはどうなっているのでしょうか?マット・リドレーの新著『人類とイノベーション』(https://www.amazon.co.jp/dp/4910063153/ref=nosim?tag=newspicks08-22)、本日発売です。
本書の一部をお届けします。
2010年刊行の『繁栄』が日本でも高評価をいただいたので(ちなみに同書の編集担当も私でした)ご存知の方も多いと思いますが、リドレーは現代英国トップクラスのpublic intellectualであり、ゲイツ、ザッカーバーグ、そしてシンギュラリティ大学創設者で『2030年』(http://www.amazon.co.jp/dp/4910063137/ref=nosim?tag=newspicks01-22)の著者ピーター・ディアマンディスらに熱烈支持されていることでも知られる科学啓蒙家です。今回の新著は『繁栄』をさらに深め、ビジネスパーソン読者向けに書かれています。
人類の進歩の原動力は「異なるアイデア同士が自由に"融合"し、さらなるアイデアを生むこと」である、というのがリドレーの考えです(お察しのとおり、ディアマンディスの「先端テクノロジーの"融合”によって未来は加速する」という世界観はここに由来します)。そんなリドレーの目に「知的財産権」はどう映っているのかを語ったのが本記事です。オレの知財はオレのもの、オマエの知財は皆のもの、が良いんですねぇ
(ムスメ×2はドラえもん大好き)
あ、学術誌出版ビジネスは廃止賛成です 搾取ですねぇ、あれは 搾取されてるワタシがいうんですから