日立造船、容量世界最大級の全固体電池を開発
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注目のコメント
容量7倍、というのが気になる。
日立造船の全固体電池はこれまでの発表は硫化物系。化学・電池系メーカーではないが、プレスメーカーで、その技術を活用して界面制御をするあたりが技術系譜(下記)。
これまではサイズも小さめだったが、それを重ねることで容量を増やしたのか(写真が黒背景でわかりにくいが厚めに見える…)、それとも根本的な容量密度での向上もあったのか。
https://newspicks.com/news/1428782
https://newspicks.com/news/1456143
なお、日立造船は色々やっている会社。例えば楽天トラベルに買収された旅の窓口とかも日立造船だった。造船とあるが、祖業名だけでもう切り離していて持分法とかでもないはず。日立造船は技術立社と掲げながら、ポートフォリオ拡大し過ぎ&リスク管理不足&主要市場のコモディティ化が激しく、利益率は過去最低水準(1〜2%)。
ポートフォリオも広く利益率も最も低い機械事業は遂に社会インフラ事業と統合、しかも社会インフラの目玉であるシールド掘削は川崎重工と統合。
投資家目線で行くと漸く環境事業に重点を置くようになったかというタイミングでの全固体酸素電池容量の拡大。
こちらメインセルは日本ガイシであり、何方かのコメントのようにマーケティングの弱み含め全て自弁出来ないため、共同展開を検討しているのだと思う
※全固体酸素電池も引き合いは多数あるも長年実販売に至ってない同社未完の製品。
ゴミ焼却、汚泥焼却、風力発電を全固体酸素電池で蓄電して運用する地域社会を作る、、そんなキャパがあるのだから是非実現してほしいところ先月,JAXAと共同研究をすることが報じられていました.
https://www.jaxa.jp/press/2021/02/20210202-1_j.html
5年くらい前にTDKとの研究もニュースになっていました.
東京ビックサイトで「バッテリージャパン」が始まりました.それに合わせた発表ですね.ニュースになっていたトヨタから外販される燃料電池システムも展示されているよう.