「海外客見送り」月内判断 丸川氏「異論なかった」 東京五輪5者協議
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海外から観客を受け入れなくても、選手だけで1万人以上、プラス数万人規模の関係者が入国されることとなります。受け入れだけでも空港での検疫、移動、試合会場などでの感染対策は、相当大変な業務になるかと何となく想像できます。
万が一選手村に感染者が出たらどのように対応するか、しっかりルールを作って検証しなければならないです。先月のテニス全豪オープンの選手宿泊ホテルに感染者が出て4日休止になりましたが、オリンピックのスケジュール変更はさすがにできなさそうです。
国内でまだ医療が逼迫されている状況で、オリンピック開催時の医療体制は本当に整備できるのか、冷静且つ客観的に議論を重なってほしいです。
注目のコメント
現段階では日本国内での感染予防対応にも支障をきたすでしょうし、日本滞在によって感染して帰国する外国人観戦者も懸念されることから、どちらにとっても望ましいことにならないでしょう。
IOCとしては、東京については『中止しなかった』という結果のみを求めて、北京以降の五輪開催への影響を抑えたいという流れになっていくような気がします。「今」だけに注目せず、長期的なインバウンドを考えれば、今回海外客が入れなくとも、その外国人の対応コストを使って、このオリパラをきっかけに東京の未来をどう描くかに注力すれば、より大きな可能性があり得ると思います。
もともとオリンピックはその開催よりも、それをきっかけに利用してどう都市を発展させるかが最重要課題だったと思いますが、今回のオリンピックでは、そのビジョンが弱いかと思います。
また本番も、ここまで来たら思い切って決断して、海外のお客様にはVRチケットを販売して、スタジアムの座席に設置されたカメラと連動するライブ体験をVRならではのスペシャルエフェクト付きで提供できないのでしょうか?物理的なスペースの問題はなくなりますので、10分の1のチケット代で10倍売る戦略もあるかと思います。