アップル、Researchアプリで調査した「耳の健康」研究結果を発表。AirPodsの大音量使用に警告
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私自身、子供の頃からイヤホンは難聴の元だと周りの大人から言われていて半信半疑だったけど、こうやってエビデンスを見せられると納得せざるを得ない。
それよりも注目すべきはIoT機器から集めるビッグデータの改めて可能性。
Fit系のデバイスで集めたデータは予防医療に確実に使えるはず。
心筋梗塞前の脈拍や血圧データと実際の発症をAIに学習させれば、日常の中で危険を予測させることも十分に可能。
健康志向の人はみんなデバイスを装着する時代が来そう。
注目のコメント
ウェアラブルデバイスの医療面での活用は、2019年に発表された、心房細動という不整脈を検知する「Apple Heart Study」が医療業界で大きな注目を集めました。
一般的な臨床試験ではありえない規模のデータを収集できるシステムが画期的で、今後さらに幅広い分野での活用が期待されています。
記事にあるように、その後appleは大きく3つの研究を進めています。女性の月経周期や婦人科疾患に焦点を当てた「 Apple Women’s Health Study」、運動や心血管の関係に注目した「Apple Heart and Movement Study」、そして聴覚の健康に注目した今回の「Apple Hearing Study」です。
論文形式でのデータの発表はまだのようですが、研究結果を目にするのが楽しみです。使い初めはノイズキャンセリング便利だなとデフォルトにしてましたが、耳への負担の大きさを感じ、いまではほとんど使っていません。
外部の音を消す音をだしてるということで、気付かぬうちにかなりの負担がかかってたのではないかと思います。ちょっと記事の話から外れてしまいますが、日本は潜在的な難聴者に対して補聴器の利用が遅れていると言われています。すこし前のソースですが・・・
[難聴者率(自己申告)]
日本:11.3%(国内推計約1430万人※)
イギリス:9.7%、ドイツ:12.1%、フランス:9.3%、アメリカ:10.6% ※
[補聴器使用率]
日本:13.5%(国内推計約200万人※)
イギリス:42.4%、ドイツ:34.9%、フランス:34.1%、アメリカ:30.2% ※
出展: http://www.hochouki.com/about/report/program.html
補聴器を付ける必要のある難聴者にもレベル差があり、"軽度難聴"と言われ将来的に補聴器が必要になる人はかなり多いと言われています。
TWSの普及やコロナ禍でイヤフォンを常時つけているのが当たり前になってきているので、耳の健康には十分注意していただきたいですし、逆に軽度難聴のかた向けに日常使いできる補聴機能(集音器とも呼ばれます)を提供していくことが今後必要になってくるのではないかと思います。