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直近のPISAの学力調査では、日本は
「読解力」が15位
「数学的リテラシー」が今回各国中6番目で、平均得点は2003年から2018年まで安定して推移している。
「科学的リテラシー」は各国中5番目となっており、前回の調査(2015年)同様、世界トップレベルを維持している。
日本の上位に来るのは:
⇒北京(2100万人)・上海(2500万人)・江蘇省(8000万人)・浙江省(5700万人)
⇒シンガポール(560万人)
⇒マカオ(63万人)
⇒香港(745万人)
一億二千万人いる日本は相当頑張っていると思いますよ。できている事をしっかり受け止めたいですね。
学力や学歴以上に重要な事は、子どもたちの主体性や非認知能力なので、この辺をそろそろ指標の基軸にしたいところです。
世界の研究では「成長マインドセット」を育む事で、経済格差に関係なく、子どもたちのキャリア(や学力にも)プラスの影響がある事がわかっています。
教育を測る指標をそろそろアップデートしたいところ。
個人的には未だに「自分の子どもに就いてほしい職業」で「公務員」がダントツであったことに驚きました。公務員、収入に対して結構大変だと思いますけど、地方を中心にまだ人気が高いのかもしれませんね。
ちなみに、学力も学歴も非認知能力も、家庭の経済状況と相関があることは様々な研究で指摘されています。だからこそ、経済的困難にある子たちへの各種支援が必要です。
さらに、そういった格差を是正する社会的装置が学校なわけです。大阪大学の志水先生の「効果のある学校」の研究にあるように、教育費ではない要因によって、子どもたちの学力・学歴・非認知能力などを上げていくための学校づくりを継続していくことが必要です。
それができないと、結局は生まれた家庭で人生が決まるだけであり、学校の存在意義がなくなります。
富裕層は小学校から入る学校が違い、大学は欧米の学校で学ぶのが普通です。
そう考えると日本はフィリピン程、教育費によって学力や学歴は変わりません。
上を見るときりがないので、やれることをするのが子供のためになるのだと思います。
今はネット上に学習ツールが無料、もしくは安くあるので工夫すれば教育費が少なくても内容の濃い学習ができます。
パソコンどころかネット環境すら整わないフィリピンの貧困層からすれば、日本は恵まれているので頑張ってほしいです。
ちなみに、私の会社では、全国13の自治体から委託を受けて低所得家庭の子どもたちの支援を行なっています。
子どもたちを見ていると、「教育費がかけられてない」という課題だけでなく、「親が勉強に関心がない」「親も学歴がなく自宅で勉強を見てあげられない」「ひとり親でパート仕事が忙しく、家で勉強を見てあげられない」という複合的な課題も存在しています。
学力テストでは見えにくい、彼らの主体性っていうか
目標を再考したり、粘ったり、踏ん張ったり、そんな自分や友だちを肯定できたりする子が
なんかめっちゃ道を切り拓いたりしていった姿をみた
ちなみに田舎のスーパーグローバルサイエンスなんちゃらっていう所謂進学校だし、塾も結構行ってる子いるから
学力つけるプロセスで身につけた可能性もあるっちゃあるが
危機に目立ったのは
学力以外の点
そこに注目しているし、それをできるだけ沢山の子が伸ばせたら素敵だと思うし
私自身の選択や行動やサポートが、少なからず子どもたちのそこに繋がるものか?は問いたい
ただ、その環境整えるのに、必ずしも莫大な教育費が必要かというと、そんな事はないように思います。
現在では、魅力的なコンテンツが低価格で手に入り、YouTubeやスタディーサプリなどの動画を利用することで、かなりの学習が可能になります。
ただそうしたコンテンツを利用して学習をするためには主体的に学習に取り組む姿勢や習慣が必要になってきますが、これは家庭や学校環境の影響が大きいように思います。
とはいえ、こうした意見は、私自身が、自分で何かを学ぶのがのが当たり前な家に育ったからこそのものなのだと思います。
思い返せば、父は、毎晩遅くまで難しい哲学の本を読んでいました。
子どもの教育にもっとも必要なのは、親自身が学びをやめないことなのだと思います。