みずほ、甘い想定重ね被害拡大=ATM障害、顧客目線の業務体制課題
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このようなBCP絡みの想定は、システム子会社やITベンダーの能力めはできないことが一般的だと思われます。
特に個人情報保護法ができて以降、取引量の確認すら現場では自由にできませんから、何日のどの時間帯に何件くらいどういう取引があるのか、という感覚は担当者から薄れていくものです。システムの自衛機能についても全体像を把握している人も数人いるかどうかでしょう。この規模の移行作業は日常的にありますから、週末の作業時間帯の奪い合いにもなります。結果、手元にある数字だけを見て個別に大丈夫そうかを判断してしまい、複数の条件が重なる事態を想定できなくなっていきます。
今回はさらに休日で行員や警備員が少なかったのですが、このような人員数についてはシステム子会社の現場では数字すらありません。
本質的な再発防止策がなされ、他の会社も追従していくことを望みます。
注目のコメント
ATMが使えなかっただけでも、大変なことなのだが 事故対応の体制やシュミレーションがないまま システムをいじってしまったことが非常に残念。
顧客志向の経営、企業風土の改革など 多くのアクションが必要。システム担当部署だけの問題ではない、