ウーバー、料理宅配を全国拡大 外食の業態転換加速も
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(運輸業界の)人手不足が深刻な日本では更に人材の流動生を高める必要があり、その為にはギグワーカーが安心して働ける環境整備が必須だろう。
しかし今までは月給40万ほどを稼いでいたUber配達員も今日の報酬減額により配達だけで生計を立てていくのは厳しくなるだろう。
今までがシェア獲得の為にUberが赤字を刷り異常な報酬だっただけだ。
そして、デリバリー業界ではどれだけシェアを獲得できるかが生命線であるため各社赤字を刷ってでもシェア獲得にしのぎを削ることになるだろう。
例えばmenuでは、友人紹介を1人するだけで1万円分のクーポンを配布するなど中々の大盤振る舞いをしている。
他にも東京から攻めず、ウーバーなどの手が回っていない地方都市のシェア獲得に走る企業も現れ更に熾烈な争いになりそうだ。
消費者は、新規参入企業のクーポンを上手く利用して食費を節約すると面白い。
配達という特性上、地域でセグメント分けをされそれぞれの地域でどの商品が(和洋中)どれ程の価格帯で購入されるのかといった貴重なデータも収集できるため今後事業の幅も広がりそうだ。
ただ、日本はアメリカなどと異なり人口密度が高くほとんどの地域では数分歩けば飲食店あるいはコンビニがあるためコロナのような外出に躊躇いを感じる状況から抜け出した際に20年のような広がりを見せるかは微妙だと個人的に感じる。
注目のコメント
ゴースト「レストラン」とは言いますが、この領域はむしろ製造業。そこに特化したビジネスモデルを作り、エリア販売権という形で全国展開を狙う企業も増えているのも昨年辺りからの新しい特徴です。
こうしてフードデリバリーが盛り上がってくると、Uber Eatsのような宅配機能だけではなく、ゴーストキッチンの運営を支えるサービス(注文管理だとか、材料発注だとか、食材在庫・メニュー管理だとか)の機能提供をする事業者も増えてきそう。
店舗ごとに配達できる地域が限られているのもデリバリーサービスの面白いところで、地域ごとにどんな属性の人が住み、何を好み、何円で買うかのデータが手に入るのはとても貴重。最近では特定のお客様に向けたデータドリブンな尖った飲食店も出てきています。
UBER EATS上だと商品がコモディティーに近くなってしまっているものの、未来のプラットフォームは地域ごとに食の多様性に富んだものになってるかもしれないですね。