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半導体製造装置メーカーが最大の勝ち組に浮上、供給危機が強材料に

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  • 製造業 Marketing Manager

    実際に半導体製造装置の一部を工程で見た身からすると、この手の装置の参入障壁は大変高い。まず、装置の価格が数億円から数十億円と非常に高いしそうなると、商流が限られているため、なかなかリバースエンジニアリングが起こりづらい。なかなか新興の装置メーカーにやらせてみようとはならないだろう。中古の古い世代の装置を買う、がせいぜいであろう。(が、そうなると競争力は担保されない)装置に対しての高い要求はもちろん、既存のサプライヤーにするだろうしね。

    一方で、数千万円くらいの装置だと割と顧客が装置を解体分析して類似の装置を作ったり、自社の子飼いの装置屋に造らせたりしてしまうことがある。
    例えばある業界では日系の装置メーカーがアジアの特定顧客には絶対に一台も売らないし、来客訪問も断るみたいなケースがある。つまり、リバースエンジニアリングは装置メーカーにとっては最大の商売敵であり、客すらも商売敵足りうるのである。目先の一台売るためにその後ろに巨大なライバルを作ることを拒むのである。

    追記
    半導体製造装置で使われる部品は一般の装置に比べて求められる精度も段違いになる。この辺りも容易なリバースエンジニアリンクが出来ないことの要因かと思う。
    https://fa-parts-machining.com/column011/


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    東京大学 総合文化研究科 准教授

    半導体製造のサプライチェーンでは、半導体製造装置(特に前工程)の市場規模も相当に大きくなっています。

    製品や工程、原料によって細かくプレイヤーが分かれているので非常にわかりづらく、一概には言えないところがありますが、工程によっては日系企業のシェアもまだ維持されています。製造装置全体では約30%です。

    ただ、やはり現地(生産地・主要半導体メーカー本拠地)企業の追い上げ等もあり、この状況を維持できるかについては、悲観的な意見もありますね。

    追記)
    派手なニュースではないような気がしますが、詳しいコメントが集まっており何よりです。私自身は「プロ」にも関わらず、薄口コメントで申し訳ありませんが、業界に詳しい方々のコメント、参考にさせていただいています。製造業に再び注目が集まること(あまり詳しくない人を遠ざけないこと)が、まず重要なのではないかと、学生の興味関心と触れる中で考えております。


  • 元証券マン(京都市在住) 証券アナリスト資格

    半導体関連は需要によって市況のアップダウンが激しく、関連企業の業績も場合によると赤字転落といったケースもあり、なかなか大変な業界です。

    それが昨今の5GやEVそれとデータセンターによる需要拡大で、正にこの世の春と言っていい様相です。
    しかもこの活況な状態は当分続く可能性が高く、各社それぞれハイクオリティ製品に向けてのオーダーが、継続的に押し寄せていると言っていいでしょうね。

    それで今更ながら非常に残念な結果になっていることがあります。

    皆さんは、2012年に倒産し、アメリカのマイクロンに買収されたエルピーダメモリーという企業があった事をご存知でしょうか。

    https://kotobank.jp/word/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA-189298

    この会社はDRAM(いわゆるメモリーの製造会社)の製造企業で、日立とNECの半導体部門を合わせてできた会社で、日本政策投資銀行がメイン行でしたが、2012年2月に、韓国2社に勝てないと判断され支援打切りで倒産、その後はマイクロンが、基幹工場である広島工場を買収しました。

    現在DRAMは、韓国のサムソンとSKハイニクスそれと米マイクロンの3社で、90%以上のシェアを寡占し、各社とも10%以上の利益率を誇るドル箱の電子部品になっています。

    当時韓国2社に次ぐ3番手だったエルピーダを、なぜ見放したのか全くもって不可思議な判断です。
    その時のエルピーダメモリーの坂本社長によると、来期以降の決算見通しは明るいと説明したにも拘らず、経産省や政策投資銀行の担当者は、全く耳を傾けてくれなかったと説明しています。

    また当時民主党政権の末期であったのですが、政権発足後当時には目玉としてJALの救済、銀行に債務放棄また既存株主には泣いてもらい、その後に公的支援をするというと手を打ちながら、エルピーダには何もせずに倒産という判断をしたのか。

    判断が全く逆であったことが、現在の2社の状態を見ると歴然としてます。

    JALの時は、鳩山総理に前原大臣、エルピーダの時は、野田総理に枝野大臣。

    政治家の判断力って本当に重要ですよ。

    こんな結果からも、いかに民主党政権が大きなミスを犯しているかがわかりますね。


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