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アシユトンカツチヤーなんてこんな儲け方をしていたんだ。
でもエクイティかキャッシュかと言う選択は、マーケットが上向きか下向きかで全然違う気がするけど。
その意味では猫も杓子もエクイティに群がってきていると言う、いわゆるバブルブームの様子も見ておかないといけないだろう。
セレブリティーの中でいろんな人の名前があがっているが、ファンドをしっかり設立している人とそうでない人とではやはり大きな違いがあると思う。つまりプロの目利きやリスク管理の手法を取り入れているかどうかと言うことだ。
スポティファイ、ウーバー、Airbnb、ロビンフッドーー。この共通点は何かというと、俳優のアシュトンカッチャーが初期から目を付けて、スタートアップ投資をしていた銘柄です。2010年以降、キャッシュを稼ぎまくる米国の有名人たちは、プロの金融業を学び、スタートアップ投資に本格的に入り込んでいます。
とりわけSpotifyやClubhouseといったプラットフォームが、戦略的にセレブレティたちに株の投資枠をもたせて、そのビジネスをブーストした経緯などは興味深い。エンタメ産業とテック産業が、いかに交差したのかという、深いテーマが背後には流れています。
セレブが何をVC(ベンチャーキャピタル)から学んだのか、最先端のレポートをご一読ください。
それが実は、シリコンバレーとハリウッドを繋ぐ「富の増やし方」のトレンドの走りだったとはその時は全く分かりませんでした。
アシュトン・カッチャーが2010年に設立した「A -Grade Investments」はスポティファイや、Aibnbnなどに投資し、3000万ドルの資金をこれまでに2億5000万ドル、(約7倍!)に増やしているそうです。
さらには、2012年にSound Venturesという別のVCファームも立ち上げています。とにかくすごい。もはやVCで「俳優もやっていた」、という立ち位置になっています。
セレブの名声をどううまく使っていくのか?彼らが今までと違った使い道の可能性に目覚めたことは、一般の人たちにとって「投資」を身近なものにしました。
ロビンフッドなどのモバイル投資に若い人たちが盛んに流入している背景の理由の一つには、こういった俳優やアイドル、スポーツ選手の投資話が身の周りで普通になってきたこともあるのではないかと感じています。
記事の中でも触れられていますが、多くのセレブがファンドを組成し、その道のプロと連携しているのは大変重要な点です。
セレブが顧客を紹介したり、ビジネスをサポートするという結構しっかりしたケースもあれば、スタートアップのイベントにゲスト出演するというライトなケースも結構あったりします。以前某フィンテック企業のイベントにいったら、スヌープ・ドッグがゲスト出演してるということがありました。※彼もCASA VERDE Capitalというファンドを組成しています
この流れは日本のエンターテイメント業界にも少しずつ入ってきている様に思います。
ただ、日本の芸能界はタレントと事務所との関係性、彼らの収入はCMなどの企業広告の割合が多いこと、日本的な投資に関する価値観から米国よりレピュテーションを気にしなければならないため、独立したタレントさんやユーチューバーなどのインフルエンサーが中心になってこの流れを作っていくのかと思います。ヒカキンさんがUUUMの大株主なのは有名ですね。
こういった活動ができないタレントさんたちにとっては、これまで同様不動産投資が所得税の圧縮効果が高く一番良い投資ではないでしょうか。
なので、日本でのいきなりのヒットには驚いたことだろう。
日本のスタートアップ関係者や芸能人は「話題のSNSだから、Youtubeみたいに乗り遅れないようにしなきゃ」となったんだろうが、そもそも論で双方の思惑は全くずれているんだな。
日本では早くも飽きが、とか言っているが、プラットフォームとして長く活用しようとするのは米国か、日本かと言えば、もはや自明だろう。
過去にはテックによって、音楽は剽窃され続けてきた。特にナップスターの登場は大きな脅威だったはずだ。音楽を作るクリエイターやアーティストからすれば、権利関係無しに違法アップロードされるmp3は恐怖の存在だったし、今でも多少、その片鱗はある。しかし、Appleが分け入っていってU2などとうまくコラボしていくことで、iTunesという有料での音源販売モデルを見事に成功させた。しかし、iTunesですら、プラットフォームとしては成功したが、音楽業界から見れば、傲慢なプラットフォーマーに見えていたということか。確かにジョブズらも「タダよりはいいよね」という話の展開の仕方をしていた。
そう解釈すれば、Spotifyにジャスティンビーバーが投資するのもうなずけるし、投資したプラットフォームをうまく有効活用して、投資先を成功させる、というのもまた戦略なのだな。
米国の有名人のムーブには投資が背景にあると考えれば色々理解できると。
個人資産での投資は自由だし、エンタメ分野での投資家としての強みはあるんでしょうが、シャキール・オニールがSPACを設立したという所までくると、行き過ぎかなという気はします。ニコラの様な例外はありますが、SPACでの上場は、既にある程度出来上がったビジネスをターゲットにするべきで、事業評価が勝負であるはずなので。
https://www.forbes.com/sites/korihale/2020/10/20/shaq-moves-into-spacs-with-former-disney-execs--mlk-jrs-son/?sh=19d45f106c77
ただ、アメリカは色んな分野での金持ちが多くて、リスク投資に回るお金の量が圧倒的で、失敗もあれど、どんどん循環していくのは、他の国には真似出来ない所だと感じます。
"「やあ、俺たちは次世代のプラットフォームになるんだ。君たちも株を持たないか?」と誘いました。
それに乗ったのがジャスティン・ビーバーであり、ラッパーのDiddyであり、彼らはスポティファイが上場する前から、株式を保有していたのです"
以前、東工大柳瀬先生が社内で講演してくださったことがあり、そこでメディアの歴史を紐解きながら、ハードウェアとプラットフォームがコンテンツを定義するということをおっしゃられていて、ものすごくハラオチした。活版印刷による聖書、また新聞は中国が先に作っていたが漢字は個数が多いのに対してアルファベットは少ないから先に普及したり、その後のラジオ、テレビ、ネットもそう。
コンテンツ自体ではないが、コンテンツ価値はテクノロジーが規定している。一方、コンテンツ自体ではないからこそ、コンテンツとの両輪が必要ともいえる。とはいえ技術があればコンテンツが広がるのであれば自然拡大的に使われるのが歴史。
そのなかでその進化を加速させるために、エクイティでというのがより一般的になってきたように見える。
一方、エクイティは持続的。これだけテクノロジーで色々なプラットフォームが出てきたときに、それをプロモーションしつづけるコミットメントなどとのバランスは今後問われるようになるかもしれない。