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ワクチン接種した60代女性、3日後に死亡…因果関係不明

読売新聞
厚生労働省は2日、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた医療従事者の60歳代の女性が死亡したと発表した。厚労省によると、女性は2月26日に接種を受け、3月1日に亡くなった。死因はくも膜下出血とみられる。接種との因果関
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「因果関係は不明」で、これを記事にするメディアの真意を聞きたいところです。
ワクチン接種が先行している海外で同じような事例があったのでしょうか?
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亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

今回のケースは、有害事象報告がきちんと機能していると考えれば良いと思います。

有害事象
→因果関係の有無を問わず、ワクチン接種など医薬品の投与や手術や放射線治療など医療行為を受けたあと患者(ワクチンを接種されたひと)におこった医療上のあらゆる好ましくない出来事のこと。
例えば、ワクチン接種をした2日後に交通事故でなくなっても有害事象に含まれ得ます。

副作用→治療や予防のために用いる医薬品の主な作用を主作用といい、主作用と異なる作用を副作用といいます。
例えば、抗菌薬を内服して下痢になった、などです。

副反応→「副反応」はワクチン接種に関連したことがらに限定した『副作用』にあたる用語です。

▷ワクチンの副反応について
https://www.vaccine4all.jp/topics_M-detail.php?tid=16#:~:text=%E3%80%8C%E6%9C%89%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E8%B1%A1%E3%80%8D%E3%82%84%E3%80%8C%E5%89%AF%E4%BD%9C%E7%94%A8,%E3%81%82%E3%82%8A%E3%80%81%E6%B3%A8%E6%84%8F%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

今回のクモ膜下出血は、有害事象にあたるといえるでしょう。
亡くなられた医療従事者の方のご冥福をお祈り申し上げます。

発表によると死因は「くも膜下出血とみられる」とのこと。くも膜下出血は、いわゆる「脳卒中」の中の1つで、主には脳の動脈瘤が破裂することで頭蓋内のくも膜下腔というスペースに出血が起こる病気です。40~60歳代の女性に比較的多く、一旦起こると3分の1は死に至るという重篤な疾患で、最近では爆笑問題の田中さんがくも膜出血で入院したことがニュースになりましたが、若い人が亡くなる理由としてはよくある病気です。

くも膜下出血は他のワクチンの副作用として報告されているものもないですし、病気の機序から考えてもワクチン接種とは関係ないだろうというのが多くの医療者の意見だと思います。

このニュースに限らず、ワクチン接種後に起こった健康上の問題はワクチン接種と結び付けられてしまう可能性があり、解釈には常に注意が必要です。ワクチンは「全ての病気を治す」というわけではないので、当然ワクチンを打った後に何かの病気になることはあり得ます。
厚労省の部会に属する専門家の見解では「くも膜下出血」は、40~60 歳台に比較的起こりやすい疾患とされており、今のところ海外における接種事例でも「くも膜下出血」と新型コロナに関連があるとはされていないようです。

偶発的な事例かもしれないとのことですが、この症例については更に情報を収集し、今後の審議会で評価していく必要があるとしています。

きょうの厚労省の報告では、副反応、基礎疾患・アレルギー歴はなかったということで、ワクチンとの因果関係への言及はやはり、審議会での評価を待つべきだと思います。
こういう報道が出てくるのは目に見えていましたが、今きたか、という感じです。因果関係が不明と言っておけば公正な報道だろうということだと思いますが、より丁寧な配慮は必要でしょう。
「因果関係不明」というと評価が難しく感じますが、そのほとんどは、因果関係がないものです。

ワクチンは多数の健康な人に接種するため、万が一にも健康被害があった場合にすぐ対応できるよう、たとえば、ワクチンを打って数日後に交通事故で亡くなった、という非常に関係が薄いものでも調べられるように仕組みができています。

他の医学系のピッカーさんが指摘しているように、このニュースはワクチンの安全性に強い疑問符がついたわけではなく、そうした「報告制度」がきちんと働いている証としてポジティブにとらえたほうが役に立つと思われます。
こういう速報の仕方は、報じる側にその意図がなくても、記事を読む側はワクチンの危険性を過度に感じる結果になるため、ワクチンとの関係性や、ワクチンが持つ効能についてなど、適切な解説を加えるべきです。報じる側は客観的な事実を報じているだけだと主張するでしょうが、その報道の「副反応」に対しての意識が必要であるという議論が報道業界の中からも広がっていることを知っておくべきでしょう。

ワクチンについて報道する人や関係者は、ぜひこの資料を読んでみてください。

https://firstdraftnews.org/wp-content/uploads/2021/02/FD0102_Snapshot-3.pdf?x88288
日本のメディアに徹底してもらいたいのはこういう報道をする時に専門家のコメントを掲載すること。既に1億以上の接種例がある中で、同様のクモ膜下出血について、ワクチン接種者の中で増えるというエビデンスがないと併記されていれば無用な不安煽らずに済む
日本では年間120万人以上、一日当たり3千人以上の高齢者が亡くなります。高齢者へのワクチン接種が始まれば、接種直後に因果関係不明のまま一定数の人が亡くなることは避けられません。ワクチンのリスクを喧伝して売りたいメディアがワクチンとの因果関係不明のまま「接種直後に○○人死亡」といった報道をすると、人々の恐怖心を煽ってワクチン接種を停滞させることは必定です。そうした可能性があることは先にコメントさせて頂きました。
https://newspicks.com/news/5630656?ref=user_1228737
https://newspicks.com/news/5579553?ref=user_1228737
「厚生労働省は2日、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた医療従事者の60歳代の女性が死亡したと発表した。」とのことですが、そうした事態が起きる前に自らきちんと発信し、メディアが無用な不安を煽ることを避けたということでしょう。適切な対応だと思います (^^)v
「因果関係は不明」ではなくて、「因果関係はないと思われる」となぜ書かないのか。

全体として見れば、新聞はまだ客観的で公平な記事作りをしていて、それはネットニュースやTwitter情報より、はるかにマシなのはその通りだと思います。
しかし、こんな見出しで気を引く戦略を取り続けると、長い目で見たら信頼を失っていくと思うなぁ。