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SBI生命、ローン「団信」を共同管理

日本経済新聞
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  • 保険ウォッチャー・子育て主夫(プチFIRE) 不動産投資

    団信の事務は、まともにやれば保険会社側は大きな負担になります。

    1つの金融機関が保険会社と1つの団信契約を結ぶと、契約としては1つの団体保険ですが、被保険者の数は、その金融機関からローンを借りている債務者ほぼ全員となります。保険会社と団信契約を結ぶ金融機関の規模によっては、1つの団信契約でも、被保険者の数はかなり多数にのぼります。
    しかも、それぞれの被保険者にかかっている保険金の額はローンの債務残高と連動していますので、滞納でもしていない限り月々の返済に応じて保険金額も毎月変動します。1つの金融機関の団信に10万人の被保険者がいるとして、その10万人の被保険者それぞれの保険金額を変更する処理が「毎月」必要なわけで、それをしないとその月の10万人分の保有契約高(各被保険者毎の保険金額の積み上げ)がわかりませんから、その月の分の保険料を金融機関側に請求することができなくなります。

    このため、ローンの残高を管理している金融機関側のシステムに頼っている部分が多く、毎月の保有契約高の計算も金融機関側のシステムに集計処理を委ねているケースが多い。言い換えれば、保険契約者である金融機関側のほうにそれなりの事務コストがかかっているということです。

    今回のSBI生命のように、保険会社側がクラウドで管理するしくみを構築し、各金融機関で発生している保険事務を共同化させれば、保険契約者である金融機関側のほうにもメリットは出てきます。ローンの残高を管理する金融機関側のシステムとの間でデータ連携のしくみをどのように構築しているのかにもよりますが、果たして実態はどうでしょうね。


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