【爆速上場】中国の「電子タバコの女王」が凄い
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起業家もすごいですが、Sequoiaの中国消費財領域でのボロ勝ちにも言及せざるを得ません...
・悦刻RELX(電子タバコ)、完美日记Perfect Diary(コスメ)、泡泡玛特POPMART(玩具)の3件とも半年以内の時価総額1兆円レベル超えIPO
20世紀に「米国×半導体領域」から生まれたVCが、2020年代に入り「中国×消費財領域」(の米国上場)で圧倒的な利益を上げている
今週のVC特集とあわせて見ると、ダイナミックなマクロトレンドを感じてため息がでます
(参考)
ちなみに釈迦に説法ですが、電子タバコは2種類あり、iQOSは前者、悦刻やJuulのフォーカスは後者ですね
・HNB(Heat Not Burn)
-葉巻タバコ代替、喫煙者(主に40歳超)がスイッチ
-中国ではカートリッジ販売は「明確に禁止」
・e-VAPE
-液体カートリッジ、Z世代中心のブルーオーシャン
-中国では法律で「グレー」のまま
→ ということで、グレーのままでの上場です
今までのベンチャー周りの政策運用の原理原則で行くと
「数千社がトップ数社に絞られて、兆円クラスの規模になったら規制が整備される」
のですが、今回はどうでしょうか。大変に興味深いです
(余談)
せっかく面白い記事なのに国内出張でVPNの調子悪く出遅れました...
注目のコメント
創業わずか3年で、中国電子タバコ市場を制した新興企業「リラックス」。創業者のワン・インはわずか39歳の若さで、中国女性富豪番付トップの座を奪取しました。
3000社がひしめく超レッドオーシャンの中国電子タバコ市場を制した秘密とは――。実はワン・インは伝説となった「ウーバー対DiDi」の配車アプリ戦争の最前線で闘っていたウーバー中国のゼネラルマネージャーでした。
一日一時間を争って組織を広げ、シェアを高める激戦を闘った経験が、超レッドオーシャンを勝ち抜いた原動力となっています。
この熱すぎる電子タバコ戦争を勝ち抜いた“女王”ワン・インの魅力について、何劼さんに解説していただきました。私が記者として初めて中国に行ったのは2007年のことでした。そこで知り合いから頂いたのが、かの鄧小平が愛用していたといわれる、超高級タバコ「パンダ」でした。
いまよりずっと物価が低かった中国で、このパンダの煙草は1箱1000円以上しました。また「中華(チョンファ)」という煙草もブランドで、ビジネスマンが一服いきませんか、というときにチラリと中華の煙草を出すのがイケていた。
それが、電子タバコのスタートアップが、数兆円の時価総額で上場してしまう。自分がおもったよりも、遥かに早く、社会や世代というのは変わってゆくのだなと感じます。
面白い記事です!これも中国ご多分にもれず米国クローン、モデルは一時期兆円単位まで評価額が上ったJuul。高校生の喫煙が社会問題となりほとんどの州で発禁となり業績急落下で風前の灯。その点中国含めアジアは喫煙におおらかな国も多いため本家が死に体でクローンが栄えている珍しい例。