医師ら優先接種用ワクチン配送へ 第3便到着、52万回分
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注目のコメント
私はこの今の時期が日本の2021年を左右しうるとても大切な時期だと思っています。
医療従事者以外の方が、この待機の時間を使ってワクチンの知識を整理でき、より納得した形で接種を受けられると考えるからです。一方、間違った情報に誤って誘導されるリスクも含んでいると思います。
その上で、「日本では、安全性を調べるための医療従事者への「先行接種」が2月17日にスタート。」という表現に、私は高いリスクを感じるのであえてコメントをします。
このワクチンの安全性はアジア人を含め、すでにほとんど確立されていると言ってよいと思います。もちろんリスクはゼロではありません。しかしながら、これから先に分かるのは、あったとしても、晩期の、とても稀な、予想のつかない副反応です。それはこの2ヶ月で確認できるものではなく、またあったとしても稀だと予想ができます。
このため、医療従事者が先行して接種を受ける最大の意義は、「安全性を調べるため」ではなく、もっともウイルスとの接点が大きい立場にあり、高リスクの人に感染を広げるリスクも高く、加えて感染者が増加した時の礎になる、そのような人をワクチンで優先して守る意義が、社会として高いからだと考えます。これまでのニュースをざっと見直してみると、第一次優先接種としては医療従事者4万人程度に実施しているとのことで、今後は、第二次優先接種者(医療従事者など370万人)、第三次優先接種者(高齢者など3600万人)に拡大される計画が報道されています。
2月21日に第2便として45万回あまりの接種分が届き、第二次優先接種者(医療従事者など370万人)の一部に充てられています。本日3月1日には第3便として52万回分が到着し、同じく第二次優先接種者の一部に充てられることになるとのことです。
ウイルス感染に対しハイリスクであり、感染対策として最も優先して保護すべき医療従事者が第二次優先接種者となることは、当然と思われます。
第三次優先接種者(高齢者など3600万人)分については、時期の明言が避けられるようになっていますが、同社が日本政府と優先供給契約しているとされている2021年内の配分を前提として、ファイザー社が種々の利害関係を受け止めながら調整しているものだと思われます。
ワクチンの効用の点を世界的視点で客観的に考えると、「日本のような感染率の低い国よりも感染率の高い国を優先することが望ましい」との考え方は当然にあるでしょうから、早急に入手して国民の防疫対策を進めたいと考える(他の先進国と同様に優先供給の協力金を支払い済みと思われる)日本としてはもどかしいと思う点はあるとは思いますが、「国際協力の視点から我慢が必要」という考え方があってもよいのではないかと思います。
しかしこれにより、少なくとも経済の回復は遅れますので、賛否はあるでしょう(ただし、政策次第でもあります)。じゃないでしょ! 一番大事な方々だからでしょ! 医療従事者の方々を何だとお思いなんですか? guinea pigですか?
「日本では、安全性を調べるための医療従事者への「先行接種」が」
ワタシあんまり怒らないんですが (1年に1回ぐらい)、コレは余りに酷いです