なぜびわ湖毎日マラソンで鈴木健吾の驚異的な2時間4分台の日本新記録が誕生したのか?
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午前開催で気温がほどほど、比叡山からの風が穏やかだった、厚底シューズの威力…これらの状況が全てベストにそろった希有なレースかもしれません。瀬古さんが唯一走った時は、午後開催で気温が16度まで上昇。最後ペースが、がくんと落ちて、苦しみながらのゴールでした。このコース、行きは比叡山を背にし、戻りは対面する点で、後半「向かい風」に苦しむことが常です。その意味では、最後の開催にお天気も味方したのだと思います。
鈴木選手、ピッチ走法、姿勢や腕振りも素晴らしかったです。箱根でも実績を残したランナーで、所属する富士通で東京五輪代表の中村選手とともにトレーニングを行った成果も出たのではないでしょうか。
代表の中村選手は、ケガやコンディションの影響で欠場しましたが、もし出場し惨敗していたら、代表に対する不安や心配の声が出ていたかもしれません。その意味では、男子代表3選手が最近フルマラソンを走っていない点も気がかりです。暑さ対策が主になりますが、1年延期を経てのコンディション合わせはとても難しい局面に入っていると思います。
琵琶湖の対岸へ移動すると、極端に道幅が狭くなるため、市民マラソンには不向き。これが時代にあわなくなったと言われていますが、比較的平坦で、風光明媚なコースは貴重でもあり、大会がなくなるのはとても寂しい思いがします。ラスト7キロが凄かった。。そして同一レースでサブテン40人!5年前は年間で6人しか居なかったのに、このレースだけで40人!ちょっと距離間違えてるのか疑いたくなるような凄いマラソンで、見てて楽しかった!
テレビで観戦していても面白かったレースだし、テレビ越しではあるが、日本記録の更新が見れて興奮した。コンディションなど色々な要因がプラスに働いたことは想像できるし、あと付け感も少しある記事な気もしたが。