アパグループ、コロナ禍でも黒字 2020年11月期決算 - TRAICY(トライシー)
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コロナ禍にあって赤字となる観光系企業がほとんどである中、大幅な減益とはいえ黒字となったアパグループは流石の一言です。
日本のホテル業界の構造的な問題点の一つとして、チェーン比率の低さを上げることができそうです。日本のチェーン比率は25%程度、アジア・ヨーロッパ圏では50%程度、アメリカでは80%程度とするレポートも拝見しています。
管理部門系は企業の大小を問わず必要な企業ですので、独立系のホテルが多いほど効率性は失われますし、何より成功確率の高いノウハウが独立系には伝わりにくい面もあります。直接予約「アパ直」からの予約で1泊2,500円、デイユースプランをはじめとしたプランを積極販売し、タワーホテルを中心にコロナ療養施設として多く自治体に貸し出したことなどが理由といえます。
療養施設は自治体へ一棟貸しとなっており、利用があってもなくても1室あたりの金額が支払われます。ホテル療養開始当初と比べ、現在の金額感は2倍以上になっているという情報もあります。