転職前提が4割「大手でも安心できず」 就活生独自調査
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時代が変わったことを分からずにいる大人が子どもの就職活動に口を挟みどれだけの学生の挑戦意欲が削がれていることか。
親ブロックという言葉もある。
そして学生も学生だ。
勉強ができると言う意味で優秀な学生は就職活動を受験と混同し、「大手企業に入る=凄い」と勘違いしている。
本当の意味で優秀な就職活動とは、周囲のノイズを消して(多様な価値観を知るのはいいがそのノイズを取捨選択する)自分自身(過去・現在・未来)、業界、時代背景の理解に徹し覚悟を持って決めた企業から内定を貰うことだ。
そして個人的な意見だがここまでをきちんと理解した上で安心できるからという理由で大手企業に辿り着く学生に正直未来はないと感じる。
何故なら思考回路が受動的で、現状把握の力が乏しく、会社に依存している甘々人間だからだ。
周囲の学生を見ていてその辺を理解している人は自然とベンチャー企業志望の人が多いと感じる。
実際に社会で活躍している起業家、経営者のファーストキャリアはベンチャー出身であることが多い。
DeNA南場さん(マッキンゼー)、サイバー藤田さん(現パーソルキャリア)、グリー田中さん(現ソニーネットワークコミュニケーションズ)といった面々だ。
これらのどの会社も上に挙げた方々がいた当時は小規模なベンチャー企業だった。
つまり社会で活躍する人は時代の流れとその会社の未来にリンクを感じ、会社に入って実際に事業拡大に携わることができる人物ということだ。
注目のコメント
凄く難しい表現だが、転職を前提にしながらも転職を前提に仕事をしてはいけない。
自身のキャリアを考えると不安も大きいかもしれないが、顧客にとってあなたのキャリアなんて関係ない。
顧客は、自身のキャリアを心配する人より、顧客の成功に目を向けている人を選ぶという本質を見失ってはいけない。>ビジネスパーソンはどんな経験やスキルがあるのか、常にキャリアを意識しなければ生き残るのは難しくなるだろう。学生たちはそれを察知し、ジョブ型雇用なら、一つの分野でスキルや知識を磨いて自分の「商品価値」を高められると考えているわけだ。
共感します。企業側も終身雇用を維持し続けるのは容易ではありません。部署や支社が廃止となり、会社都合で辞めなければならないときもあります。そうしたときに途方に暮れないためにも、特定の企業に縋らずに生きていける力をつけておく必要があります。社会人も、自分のスキルが汎用性がある(=他の企業でも通用する)かどうか、常に棚卸ししておきましょう。
若いうちから自分のマーケットバリューを意識し、上げる努力を怠らなければ、どこに行っても必要とされる人材になれますし、飛躍のチャンスを手にすることもできます。
それにしても、私の若い頃は「転職=裏切者」「中途入社=外様・非本流」とみなされがちでしたが、時代は変わりましたね。。。自分に力をつけることが最も『安定』につながります。他者だったり他社だったり、『自分以外のなにか』に人生を預けようとすること自体が、不安定の象徴のような行動です。
なぜなら、自分は変えられるけど、他者、他社は変えられないから。
こう書くと、自分しか信頼できないヤバいやつ、みたいですが、それは違います。
自分がしっかり自立することで他者と支え合うことができる。
自分に力があれば、それを生かす環境と成長機会をあたえてれる会社に貢献しながら生活の糧を得られる。組織にぶら下がるのではなく、対等なパートナーシップと、キャリアを築くことができると思います。