ミャンマーで邦人記者が一時拘束 クーデター抗議デモの取材中に
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(追記)もう釈放されましたね。今のミャンマーで、外国人が取材を許可されることはありえないし、屋外でカメラをぶら下げて歩くことだけでも十分なリスクがあります。
連行されている様子
https://twitter.com/YoonWadiKyaw5/status/1365200784741163008
ヤンゴン編集プロダクションの北角裕樹氏
https://asenavi.com/archives/20462
国軍から見て、外国人がデモの様子を取材することは、合法ではありえないでしょう(記者証も無いでしょう)。
そろそろ、街中での兵士の発砲も増えてきています。北角氏が逮捕されたと見られる現場の様子。
https://twitter.com/cape_diamond/status/1365207049815040002ジャーナリストの方には、何度もお会いしたことがあります(ヤンゴン在住です)。
拘束されたミニゴン(デモの中心地の一つ)は、これまで警察や軍の取締りが行われたことがほとんどない地域でした。毎日のように抗議集会が開催されていましたが、すぐ側には大手スーパーマーケットもあり、緊迫した様子はあまりなく、連日家族連れも行き合う平和な雰囲気が漂うエリアでした。
それが、今日はじめて、そして急に警察による封じ込めが始まり、緊迫度を増した、その中での拘束だったのだと思います。緊迫度が高く、非常に危ないと思われる地域での無謀な取材であった、という印象をもたれている場合は、それは事実と異なるのではないかと思います。
このニュースは日本人よりも、Facebook上でミャンマーの人たちの間で心配する声とともに一気に広まりました。私自身も、多くのミャンマー人の友人たちから、個別に日本人ジャーナリストへの心配する声と、この事件についての写真やリンクを受け取りました。
多くのミャンマー人も心配していますが、無事に早期に開放されることを願うばかりです。2015年にミャンマーの民主主義選挙で当選されたアウンサンスーチーさんが軍により拘束されたことで心配になっておりましたが、ジャーナリストの報道が生む外圧をできるだけ避けたいということなのでしょうか。
中国や、タイ、フィリピン、カンボジアは内政干渉しないという方針のようなので、日本や欧米が圧力をかけないと民主主義は絵に描いた餅になってしまいそうですね。
まずは北角さんが無事解放されることをお祈りします。