Spotify、周囲の音や会話の内容を解析してシーンに合う曲を提案する技術--特許取得
コメント
選択しているユーザー
Spotifyヘビーユーザー的には面白い
やはりプレイリストとそれを作ってるユーザの質、それらを元にしたレコメンドと対応楽曲の幅広さか売りなのですが
中には寝る前に聴きたいとか、何も考えたく無いといったシチュエーション毎にオススメなプレイリストなんてものもあります
これはそれに近いのかなと
そのシチュエーションを外部音から自動判定しようという話なんだろうなと
シチュエーションDJ AIですね
DJの本質的な役割は場を作る事
場面ごとに雰囲気変えたりするしノリを上げたりもする
その役目をAIにやってもらう事で個々人にカスタマイズされたDJ AIになるんでしょうね
音楽の事を良くわかってるSpotifyらしい発想だなと思います
注目のコメント
本当に製品に組み込むことを予定しているかは別にして、非常に面白い取り組みだと思います。音場解析という技術そのものはありますが、どの程度周辺音からシーンの推定ができるのでしょうか。特に、何をリコメンドするのが正解だったのか、いわゆる教師データをどう作るのかが気になります。リコメンドされた曲をユーザーが選んで再生したら正解なのかな。
あとは個人情報保護の観点との兼ね合いかと思いますが、嫌な人はOFFればいいわけですし、ユーザーの主体的なアクション(この場合は自分で曲やアーティストを選ぶ等)なしでも自動的に学習していくようなテクノロジーはどんどんすすんでいくんだろうなと感じました。これは怖い。音楽を操るのって不随意的な反応や感情を操ることに近いと思うので。例えば「ワルキューレの騎行」を聞いて運転すると血圧が上がり事故率が上がるという2004年のRCA foundationの発表もあります。
やっぱりAIをどう扱うかはまじめに考える方がいいと改めて思いました。この仕組みを使って選ばれた音楽の中で何が正しいセレクションだったのか、「正解データ」をどうやって収集するのかが気になる。よくあるのはその曲を次送りされたかどうか、とかかと思うけど、BGM的にかかっている曲だったら多少合ってなくっても放置されるだろうから。