三井不動産、ホテルの月額定額プラン「サブ住む」--「HOTELどこでもパス」と「HOTELここだけパス」
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歴史を調べれば、ホテル等の宿泊業が先でウィークリーマンションやコンドミニアム等の不動産業など新参ですから、元に戻っただけの当然の動きです。20年前、私はこれを宿と住の相対化と名付けたのですが、旅館業等の研究者は理解できなかったようです。
なお、他のコメントに立法による云々とありますが、民法上の解釈でも区分は難しいでしょうから、様式による区分しかないのですが、旅館業法に下宿営業が存在しますので、旅館業法自体を廃止してしまえば、区分も不要になります。旅館業法の廃止は、引受義務を廃止すれば自動的にできます。
追加 旅行業法は、宿泊機関としか規定せず、旅館業法以外の施設であるコンドミニアム等の住居施設を排除していません。ましてや海外の施設であるコンドミニアムは、海外判例でパッケージツアーを構成するものとするするものがありますので、それを参考にすれば、宅地建物取引業法と旅行業法の両立は可能でしょう。
注目のコメント
ユーザーの需要が強い領域ほど、商慣習や法律のしばりによる区別は無意味なものになり、相互の領域が溶け合っていく。
サービス提供側は、その「溶け合う領域」に敏感にサービスを出していく。
今回でいえば、数年前からのトレンドであった「泊まる」「旅する」「住む」あたりが溶け合う現象が、コロナ禍により加速した。我々は、暮らすように旅したり、旅先で働いたり、そんな世界----かつて「フーテンの寅さん」が変人扱い、でも、みんなのあこがれを集めたが、今は、もう変人扱いされなくてもできるということに気が付いている。
領域が溶け合うのは、どこにでも発生する。デジカメはネットにつながり、スマホはカメラ機能をどんどん進化させる。
スマホは大きくなり、タブレットは小型化する。
数年前に成立した「民泊新法」は、残念ながら365日のうち、180日間を民泊に許すという、宿泊業界と、賃貸不動産業界を、単に「痛み分け」しただけだった。
融合する世界を、どう整理していくか、立法の柔軟性も求められる時代だ。完全にポジショントーク!
自社サービスのHafH(ハフ)の宣伝です。
色々なホテルを月額で提供してみると、住んでるみたいになるんじゃないかと自分が欲しいものをサービスにしてみてから、もう2年が経とうとしています。感慨深い。
コツコツとホテルとの契約をまき続けて、今日の発表で、世界36カ国、423都市のホテルで使えるまでになりました。毎日ホテル暮らしはハードル高くとも、月に数万円分をホテルに使ってみてもいいかと決めて、定期費用にしてみると全体としてボリュームディスカウントきいてお得な体験ができます。
https://www.hafh.com/topics/9904
ホテルの限界費用はとても低いので、自社運営施設を安くても稼働率あげたいのは事実なのですが、全部それで埋めてしまうと利益が出ないという固定費の高さがホテルのビジネスモデルです。
また良いホテルほど、ブランドルールが厳格で、安い値段で小売値をつけるということはしたくないというのもポイントです。月額にしてみると、一泊あたりは安くとも、絶対値としては安く見えない。
ホテルを住まいとされている方は昔からいて、一定のディスカウントレートはもともと存在します。
今やだいぶ使われなくなった半値くらいにもなる、コーポレートレートというのもあります。
特に新しい話ではありません。これを継続できない理由や、あまり大々的にはやらない理由があります。
その課題への解決なくして、新しいビジネスモデルというほどのものではありません。
今だからというのが、伝統的なホテルプレイヤーの本音です。
これを継続的なビジネスにするためには、過去の資産を減損してしまうか、長期滞在を前提とした投資の仕方で最初から作る必要があります。
そういったプレイヤーも出てくるとは思いますが、それってweworkの投資レベルの比ではありません。オフィス作る以上に住宅つくるのはお金かかります。そんなことできるプレイヤーいるのか???
しかし、これらは供給側の都合。消費者にとっては、とってもお得なので、今のうちにホテル住まいの新しい価値観に触れてみるのは、なかなか良い体験だと思います。
使い慣れてくると、
住宅に莫大な金額を投下して、かつ自由を奪われるのは、そんなに良い選択肢とは思えなくなって来ます。暮らすように旅をする、というのは夢がありますよね。シングルだったら試してみたい。ビジネスモデル的にも、広告の空き枠対策的な「レムナントインベントリーのアドエクスチェンジ的運用」として考えるとマネタイズ施策になりますね。ここでの枠管理と運用はアドテク業界の出番じゃないですか?