エアビー、第4四半期業績は予想上回る 北米で需要回復の兆し
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エアビーホストをしていますが、週末などを利用した近場での旅行需要の強さは肌で感じています。
エアビー上場後初の決算は前年比での減収・赤字拡大に焦点を当てる向きと、市場予想や競合他社を上回る内容だったことを評価する見方に二分しているようです。そのため、時間外取引で株価は4%高から1%安まで上下に振れる不安定な動きになっています。
チェスキーCEOはCNBCとのインタビューで、今後もマーケティング費用をできる限り抑える考えを示し、「パンデミックを通して、マーケティング費用をゼロに下げても前年の95%のトラフィックを確保できることが分かった」と語っていました。
同社への市場期待は引き続き高く、時価総額はいまや1,000億ドルを超えています。WSJによるとこれは、マリオット、ヒルトン、ハイアット時価総額の合計を上回っているそうです。旅行会社やOTAのB2BやB2Cと比べ、AirbnbのC2Cビジネスは旅行者が宿泊場所の利用と提供の両方が出来ることでユーザーと在庫に限界がありません。他社に比べ、多様な需要への対応と市場成長の可能性からもAirbnbの人気は続きそうです。
エアビーは現在の売上の7割が欧州と米国。まだ国際観光旅行は回復の目途がたっていないが、米国内の「内需」(米国人が米国内を旅行する)は、ものすごい勢いでワクチン接種回数も増し、これから夏に向けて回復していくだろう。after/withコロナでは、ワーケーションや長期滞在の傾向が強まり、またレストランもなく他人と接しないエアビースタイルの宿泊は有利。上場時の時価総額10兆も騒がれたが、現在は18兆近く?!さすがにこれは行き過ぎや!とも思うけれど市場の評価はとても高い。