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運営費交付金が削減されて寄付金も期待できないので、定期的なキャッシュの方が魅力的ということかもしれません。
賃貸するにしても、大学にある知見と融合させて何かを生み出していけるようなハングリーさもほしいと感じてしまいます。
東大なら自前で相応の専門家を内部に持っているわけで、自らの社会や都市における特殊性を踏まえてなぜもう少し長期的な価値化の方向に舵を切れなかったのか。こういった土地や団体が周囲の一般的な収益物件と同じタイムスパンの土俵に乗った瞬間に、都市の時間や空間スケールでの多様性が失われていく。ちょっと残念。
特にこれからの時代は固定的なハードをつくっていくよりも、変化し続けるソフトで回るビジネスが求められているかと思います。
https://toyokeizai.net/articles/-/188758?page=2#:~:text=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%AF%E3%80%81%E6%9C%AC%E9%83%B7%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9,%EF%BC%85%E5%BC%B1%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E6%95%B0%E5%AD%97%E3%81%A0%E3%80%82
国立大学から国立大学法人に転換した際に、
膨大な資産を国から引き継いだが、維持管理に関わる
資金負担も同時に引き受けることになったという
経緯があり、少なくともその部分は資産を有効活用
して自ら稼ぎ出す必要があります。
まずは、資産を精査し、それらをコストの源泉から適切な
リターンを生む「資産」に転化するのが急務で、
今回の取り組みはその始まり、だと受け止めています。
五神真総長時代に始まったイニシアティブがようやく
動きはじめたということで、初期の議論を知る一人
として感慨深いです。
資産活用が、見直されるという視点でも自然なことと思います。
また、国家が多くのことをコントロールするのではなく、
グローバルな社会政治経済の環境のもとで、
国の能力、その能力集積&育成機関である”国立大学”、
有効に機能していくためにも大きな一歩に思います。