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為替だけはほぼ変化してない。
ドル円は短気上昇トレンド中、長期ではトライアングル。
円は対ドル以外で勢いよく安くなってる。
インフレ率が低いことが低金利の前提で、米国の超低金利が株価を始めとする金融市場や世界経済を支えています。「一時1.61%」というのは新型コロナウイルス前の水準からみてさして高いわけではないですが、
https://newspicks.com/news/5642202?ref=user_1228737
あっさり1.5%の節目を超えて急伸したのは多少気にならないでもありません。米国金利の上昇でドル高が進めばコロナ禍で脆弱性が増している新興国の経済にも打撃です。インフレ率、米ドルの為替レートと併せ、長期金利の動きから目が離せません (@@。
金融緩和策が減退するわけではなく、景気は少しずつですが確実に上向きつつあります。慌てることはありません。
ちなみに今日のNPオリジナルに長期金利のわかりやすい記事があります。
https://newspicks.com/news/5642542/body/?ref=series
しかし、金利上昇がどこまで企業や家計にマイナス影響を与えるかと考えると、10年前に比べて金利の水準は2ポイント以上低く、収益や所得は2割以上拡大しており、銀行の貸出余力も大幅に増強されているので、中長期的なファンダメンタルズへの影響はまだそこまで大きくはないと思われます。
【米長期金利、一時1.43%に上昇 景気急回復への期待で】
https://newspicks.com/news/5642202
加熱しすぎた米国市場も先週から調整に入っています。
残念なことに過去最高業績を発表したAPPLE、Amazon、Microsoftが軒並み株価を下げており、ファンダメンタルより10年国債の金利推移の方が重要な指数であることが分かります。目下、10年国債利回りが2%が分岐点。リスク資産はポジションを見直した方が良いです。
決算が良かったところはいずれ持ち直すと思いますので、パニックにならずに冷静に業績判断する目利きが必要。