量子暗号、衛星で伝送 国家間の機密交換も安全に
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注目のコメント
東芝では、衛星だけでなく、量子を双方向からぶつけるツインフィールドによる、数百キロ飛ぶ方法や、量子リピーター等々、着実に様々な技術開発を行っております。
そして、技術開発だけではなく、ベンチャー企業を多数含む世界中の企業と協業を進めています。bb84やe91/92と様々なプロトコルが存在するわけですが、その多くを未だ深く解明されていない量子の世界にゆだねている
凄く夢があると思う一方で、サイバーセキュリティを専門にいている身としては今後のQKDへのアタックベクタが切り開かれるのを心待ちにしています
今後のサイバーセキュリティの世界には量子力学や量子論の知識は不可欠になるでしょう
QKDのみならずPQCについても考える必要があり、これには暗号数学の知識も必要になります
どんどんGEEKの世界からアカデミックの世界に移行している印象ですね>>距離の制約を受けずに量子を送れる宇宙空間を使う。
『「量子論」を楽しむ本』で得た教養レベルの知識ですが、量子レベルのミクロな世界では観測されるまで状態が決まりません。逆説的に観測された瞬間に状態が決まるということです。
ここで電子について考えると、電子は上向きの回転、下向きの回転、どちらか一方の状態を取ります。そして驚くことに、対になる電子の状態が片方だけ観測されると、どんなに離れていてももう片方の電子の状態もタイムラグ無く決定されるというのです!
これはEPRパラドックスという量子力学を否定する学者たちによって「こんなことあり得ないだろ?」的なニュアンスで提唱された話ですが、現実に起こりうると受け入れられてしまいましたw
私の文章よりも正確に表現されているサイトがありましたのでリンクを貼っておきます。
https://www.kyoto-su.ac.jp/project/st/st04_04.html