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ディベロッパーさんにとっても、出店はできないが、地元ニーズがあるブランドやサービスの見極めになりますし、そもそもある特定の曜日にニーズが集中する、もしくはできるブランドやサービスは移動販売に特化していくことでビジネス効率が高まる可能性もあります。
なんでうちにお客様がこないんだろうと悩んでないで、一歩でもお客様の近くに出向く。
この発想がこれから大切です。
あとはこの体験にうまくデジタルを取り込むことですね。
今までは固定化していた「場所」の概念が、リアル オンライン 移動と様々な可能性が出てくる中で、こうした新たな体験は次々提案されると思う。地方のお買い物難民にも朗報では?
不動産を可動産に。ルールチェンジ。
ここで一つ気になるのはオフィス「街」、住宅「街」という考え方で、こういった境界線を出来るだけ曖昧にしていくことが今後の魅力的な都市づくりのポイントになるかと思います。
https://fr2.tokyo/blogs/news/fr2doko_20210209
神出鬼没のためアプリで現在の移動場所を確認できたり、移動販売でしか買えないものがあったりと、仕掛けが面白いですよね!
Instacartにとってのショッパーアプリではないですが、実際に移動販売をする店舗への(店舗運営ノウハウも含めた)ソフトウェア提供がどこまでできるかが鍵になる気がします。三井不動産としての強みをいかせるのかは不透明ですが、ここからのチャレンジとして、ぜひ近場にきたら体験してみたいですね。
例えば祖母はまだまだ物は直接触りたい見たい主義で、ネットで買うことには抵抗がありますが、お店に出かけるには昨年からハードルが高く、外に出られない中ですから買い物の機会は減りました。
動く店舗により、そういった買い物に出かけられない方々をサポートしてくださり、新しい買い物体験の幅が広がります。
新たな買い物体験においても、どの物をどこに行けば買うのかデータ活用により、また新しいインサイトが見つかると思います。日常の買い物以上に、お店と人が近い関係で買い物が進むと思いますので、どんなインサイトがあるか興味があります。
アフターコロナの新しい時代において、仕事における「コミュニケーション」(オフィスワーク)と「集中・作業」(リモートワーク)のバランスを模索する動きが多くの産業で進むことは間違いない。
その際、今の緊急事態宣言下で呼びかけられているような完全リモートワークが起こると考える人はいない。
リモートワークをコロナ前から積極的に導入しているフランスの先行研究からも、月間のリモートワーク日数が生産性を上げるのは一定の日数までで、それを超えるとむしろ完全オフィスワークの時よりも生産性が落ちると言うことが知られている。この結果は、1年間様々な形でリモートワークを「実験」したわれわれの直感とも近い。
そうなると、週のうちの数日を「集中して作業する時間」として自宅周辺で過ごす人が増えてくることが予想される。
したがって、様々な店舗を都心から郊外に移動させると言うのはやりすぎだと言うことになる。今回のような「動く店舗」は、そうした新しい時代の消費者のニーズに寄り添うものと考えることができるかもしれない。
「店舗が動くまち」がこうしたところから生まれる可能性があると期待し、今後の「動きに」注目したい。