若者が不安の「望まない孤独」、過去最多の自殺…コロナ禍で政府が対策案
コメント
選択しているユーザー
結局は人とひとの繋がりをどうデザインするかが肝要で、さらに多様な世代とどのように関わる仕組みが創れるかにかかっていると思います。
電話相談やカウンセリングも良いですが、日常の生活導線上にどれだけ多世代交流・斜めの関係を再構築できるかは、重要な視点だと思います。
核家族化の現状を踏まえ、元気高齢者が小中学生と交流する機会を増やすことで、『ナナメの関係』を地域で創出していただきたいです。
教育委員会・小中学生・行政がタッグを組み、スクールガードや学習支援など、高齢者と子どもの接点をデザインする仕組みを創っていただきたい。
これができたら、高齢者の役割創出にも繋がり、顔の見える関係構築により、まちの治安も安定すると思います。
あ、あと、私自身も子どもとの関わりを振り返ります。
注目のコメント
学業や進路の悩みが自殺の原因として挙がっていることに心が痛みます。
学校が絶対的な価値基準ではないことをぜひ伝えたいですが、
そう思えない要因として、
クラスや学校の枠組みがあまりにも固定化されていることが挙げられると思います。
不適合があったとしても、別の授業を受けたり、別の担任にかわったり、別の学校に通ったりすることはまず考えられませんし、相談できる相手も限られている。
結果として、何かが変わる未来を想像できない空気が、学校にはあるように思います。
一方で、塾では、講座を変えたり、塾そのものを変えるというのは当たり前なことのように思います。
その差は、卒業資格という評価制度にありますが、
学校が、人生の格付け機関として機能しており、その権威が生徒に与える影響は、ときとして暴力的なものであることに、
私たち教員は自覚的である必要があるように思います。自殺の原因が孤独なのか、経済的な理由なのか、いろいろやと思いますが、絶対に放っておいてはならないです。
どういう理由にせよ、困ったらここに相談を、という窓口がわかりやすく設置されてほしいですし、そこにはちゃんと税金が投入されてほしいです。
相談して解決するわけでなくても、だれかに話す、ということがものすごく重要です。孤独や孤立から守ろうとする目的で関わる人間関係に、それほどの価値を感じません。
自殺に対する対応は目下の急務ですが、ひとりで生きていくことなどできないと理解させる教育が必要だと思います。
感謝の気持ちを重んじる日本の教育では、人にお世話になることはたいそう有難いことで、できる限り自分でできることを自分でしようという精神が育ちます。助けてもらうことはありがたいけれども、恥ずかしいことだとも解釈されがちです。
インドでは日本の「ごめんなさい」にあたる言葉がありません。これは、生まれた瞬間から周囲の人に迷惑をかけているからだと解釈されているからで、やはり自信を持って自由に暮らすことができる要因であると思います。
とりとめのない話になってしまいましたが、自殺の要因はコロナ禍でも、相談窓口が少ないことでもなく、失敗や迷惑を断固として許さない国民性にあると考えます。