佐川急便、EVで宅配 軽7000台転換しCO2を1割減へ
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CO2排出低減に関しては、大きな誤解があります。
石炭と原油を燃やして発電している火力発電中心の、今の日本の発電状況では、下手をすれば、EVの方がガソリン車よりCO2排出量が多いという結果にもなりかねません。
EVは、巨大な電池が必須なので、製造時CO2排出量は、ガソリン車より多いですし、走行中の電気も火力発電からの電気であれば、CO2を排出しながら走っていることになります。
つまり、宅配車7000台をEVにすることと、その電力をクリーン・エネルギーで賄うことの両方ができないとCO2低減は実現できません。
最悪の場合、どんどんEVを増やして、火力発電の割合を減らせなければ、かえってCO2排出量は増加するということです。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
佐川急便、宅配車7000台を30年までにすべてEVに。軽自動車のEVモデル開発にも挑む。しかし営業車両の2割強にあたる中、更に踏み込んだ脱炭素対策を期待したい。フォードが2030年までに欧州で販売するすべての新車をEVにする一方で、日本政府の後押しがまだ足りない気もする。
https://t.co/n0Gc4E2ODvトヨタの試算では、現在の車両をすべてEVにすると、日本国内で原発10基程度必要とのことで地震大国では現実的ではないように思われます。
佐川急便を傘下に持つSGホールディングスのEVシフトです。
2030年をめどに配送に使う軽自動車約7000台をすべて電気自動車(EV)に切り替えるとのこと。専用車をEVベンチャーと共同開発、大手とベンチャーのエコシステムにも注目したいニュースです。
脱炭素の動きが加速しますが、日本の電力源は8割が火力発電です。サプライチェーンから実際の運用を見ての脱炭素になるのか、ファクトフルネスの視点で動向を見ていく必要があると思います。