劇場版「鬼滅の刃」米限定公開へ アカデミー賞選考資格のため
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【鬼とゾンビと幽霊と妖怪とキョンシーと仏(ほとけ)様】
直接関係ない話ですけど、個人的には英文タイトルの”Demon slayer”が気になる。
「死んだ後どうなるか?」は多分昔からの人類共通の疑問。幼い子供の時から誰も皆、自分や親しい人の死の恐怖は感じるもの。でも、死は生き物全てにいつか訪れるというのは、厳然たる事実。
それを考えて来たご先祖様達が言葉や文章や映像表現として残してくれているのが、表題の言葉の数々。
我々日本人の場合は、お葬式の御香典を持っていく時に「御霊前」と「御仏前」の紙袋を使う。つまり、死んだ後『霊』になり49日で『仏』になると昔から信仰されている。
鬼や悪霊はSlayerによって退治されるべき存在だし、ゾンビ🧟♂️🧟♀️はBusterされて欲しいし、ゴーストバスターズというアメリカ映画も、キョンシーの香港映画(霊幻道士)も、昭和期の日本で大人気だった。
一方、私が超感動したブルース•ウィリスさん主演のシックスセンス(The Sixth Sense)はオスカーを逃した。敬虔なキリスト教では多分「死者はみな天国に召される」という教えのはずなので、”I can see Ghost...“という子役の名台詞は当時は教義的にNGだったのではないかと(個人的に)考えている。
(関連pick)
https://newspicks.com/news/4620556
鬼滅の刃の話に戻ると、”Buster“ではなくて、“Slayer”が使われている所と、「鬼」という言葉を英語に当てはめた”Demon“が欧米圏の人達にどう受けめられるのか、興味がある。
ゴーストバスターズやキョンシーやシックスセンスが、映画館やテレビ経由で我々昭和生まれの日本人に与えてくれた効果(多様性や異文化理解やユーモアや涙や感動)は計り知れない。
アニメや漫画という形で、鬼滅の刃がそのような影響を世界に与えてくれるなら、1人の日本人としてこんなに嬉しくて誇らしいことはないと感じる。
ただ、それを受け入れるか受け入れないか、どう解釈するか等は海外の方達の自由であり、文化や考え方の押し付けや行き過ぎたこだわり等は不毛な対立や失敗の元なので、厳に慎みたい。
なお、個人的には今年のオスカーは”TENET”だと予想。
https://newspicks.com/news/5267007
注目のコメント
日本のアニメファンにはウケがいいだろうけど、それ以外まで広がるかな?
タイでも公開されたけど、公開1週間後に映画の話をしたら私の部下(全員日本語可)の半分以上が既に見てて驚きました。日本通にはウケが良いみたい。みんな泣いたって、煉獄さん好きだって言ってました。結論、私はやっぱり鬼滅の刃は刺さりませんでした。
今、こんなこと言うと、非国民扱いされてしまうかもしれませんが、それはそれで仕方ないかなと。
私は、もののけ姫が好きだったりするのですが、もののけ姫が嫌いという人もいることでしょう。
それでいいのだと思います。それが多様性かなと。