何でも無料のインターネットは、「商業道徳」を無視しすぎている
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広告を考えてPV数を基準にすると作りたいものが出来なくなるし、品質が下がります。それには違和感と危機意識がずっとあって、今は本来の芸事のあり方であるわかってくれるところに深く届けることを意識しています。
広告は曖昧さが残ると思っていて、直接何かをやりとりして商売するほうが健全だと思って、選手生活をしてきました。結果的に取りこぼしはあるとは思うのですが、好きな事をやり抜くのに適した環境は整えられたと思っています。
注目のコメント
東浩紀さんと楠木建さんの初対談です。お二人が初対面ということを知って驚きました。
刺激的な内容なのですが、完全無料のサイトの編集長としては、耳の痛い指摘でもありました。懸念されるほど質が低くなっていないのは、われわれのサイトが無料モデルに最適化できていないということかもしれません。
有料化すれば、すぐに問題が解決するわけではありませんが、「商業」の出発点を考えなければいけないと痛感しました。前後編です。ぜひご覧ください。東さんの著書『ゲンロン戦記』は素晴らしかったです。以下、印象に残った箇所を一部抜粋させて頂きます。
“「望めばなににでもなれる自分」を守るため、なにもかもできるふりをして選択肢を捨てずにいた。”
“どのようなひとにとっても、「緊張関係がありながらもずっと見守ってくれるひと」をどう維持し増やしていくかが大事。”
“どこにも「ぼくみたいなやつ」がいないことに苛立って自己崩壊してしまった。”